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軍を乱して勝を引く(その原因は首脳部にある)|3月20日

軍を乱して勝を引く(その原因は首脳部にある)

本項の「是謂乱軍引勝」は謀攻篇の君主と将軍の関係を述べた箇所の末尾にある言葉だ。この意味は、自分たち味方で軍をダメにしたため、勝を敵に攫(さら)われてしまう。つまり負けしまうことだ。まことにうまい言い方だが、考えてみればこんな例は世間にざらにあることだ。
桶狭間の合戦で敗れた今川勢は、駿河に帰ってから内輪もめが起きた。残留組の氏真らは、なぜ対象の仇を討って来なかったかと言うし、帰還組は、一旦帰国するのが当然と言って内部分裂し、結局甲斐の武田に駿河を、三河の徳川に遠江を取られて亡んだ。こうした内輪もめの原因はなにか。つまりトップに人を得ないためである。今川家も氏真が暗愚であった。組織の強弱はトップできまる。「バカな指揮官、敵より怖い」の言葉はこの表微といえる。また、「ライオンに率いられた百匹の羊の群は、羊に率いられたライオンの軍に勝る」の言葉もそれを表している。

3月20日、孫子一日一言の言葉です。

おはよございます。

実に頭の痛い言葉です。

組織はトップできまる。

小さくても組織を率いる人間は常に学習していくことが大事ですね。

企業でもトップが変わってV字回復ということがあります。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。