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先ず勝つべからざるを為す(先ず失敗しないことを考えよ)|3月30日

先ず勝つべからざるを為す(先ず失敗しないことを考えよ)

孫子は「利に合えば動き、利に合わざれば止む」という考えを大切にする。利とは状況が有利なことだ。状況が有利なら戦うが、もし不利ならやめるということだ。この無理をしない考え方は、「勝つべからざるは己に在り。勝つべきは敵に在り」の考え方となって形篇の主張となる。敵に負けないようにすることは、自分の努力でできるが、敵に勝つには敵がスキをみせてくれないとできないということである。
このような考え方から「昔の善く戦う者は、先ず勝べからざるを為して、以て敵の勝つべくを待つ」という考え方がうまくつくれるのである。すなわちまず負けない態勢を作って、敵がスキを出してくれるのを待つというのだ。ビジネスで、儲けることを考えるまえに失敗しないことを考えよというのである。規模を拡大することを考える前に、事業の継続していくことを考えよとうのである。あるいは守りつつ攻めよ、攻めるときも守りを忘れるなということである。

3月30日、孫子一日一言の言葉です。

勝つべからざるは己に在り。勝つべきは敵に在り

実に興味深い言葉です。

勝てない時の責任は自分にあり、勝てる時は敵に問題あり。

孫子コンプリートには

”勝利が予測できたとしても実現するのは簡単ではない(守りを固めよ)”とあります。

必勝の態勢づくりは守りをしっかり固めるところから始まるのでしょうね。

明日も一日がんばんります。

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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。