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彼を知らずして己を知れば、一たびは勝ちたびは負く(戦力判断はむずかしい)|3月28日

彼を知らずして己を知れば、一たびは勝ちたびは負く(戦力判断はむずかしい)

本項は有名な「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」の名文章に続く言葉である。孫子は、いたるところで敵を料れとか、敵の意を順詳せよとか敵を相すなど、敵情判断に関することをのべているが、己を料れとか、己の状態をよくみよ、などとは殆どいっていない。己の部下たちは目の前にいて、いつでも共に行動しているから当然である。であるにもかかわらず、この彼を知れば云々では彼を知ることと、己を知ることを同等に取り扱っている。なぜだろうか。
この言葉は謀攻篇のあるもので戦略をのべたものだ。戦略で彼我の戦力比が勝敗をきめる。昭和天皇は終戦直前の回顧で「敗戦の第一原因は、孫子の彼を知り己を知れば百戦殆うからず、という戦いの根本原則を体得していなかったこと」とのべておられるが、自国と他国、あるいは、自分の軍勢と他国の軍勢の戦力を比較することは戦う前には意外にむずかしいものである。概して自国を強くみ、他国を弱く見るのが人情である。心すべきことだ。

3月28日、孫子一日一言の言葉です。

こんばんわ。

自分や自国のことを客観的に見ることは実際には難しいですね。

スポーツでも自分のチームをひいき目に見ることは多々あります。

他国を知ること自国を知ること。

それがわかっていれば絶対に無理をしない。

兵は国の大事です。

明日も一日がんばります。

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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。