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「山手線な女」トルコへ

私は昔っから、いろいろ頭で考えるとまとまらなくなって、思考がぐるぐるとして、いつまでもたっても最終結論が出ない性格で
「山手線のさちこ」と言われていました。

直感をものすごく意識するのも、そもそも私は思考の人間だからかと思うのです。常に
「こう言ったけどいいのかな?」
「私のしあわせってなんだっけ?」
「何となくこれはしたくないのだけど、その理由はなんなんだろう?」
「私はいったいどこに向かうの??」

解決にもならないまま悶々と時間だけが過ぎていくのがとても嫌でした。
たまに友人が
「グダグダ考えなくてもいいんじゃない?今さえハッピーだったら」と言ってはくれるのだけども、私の思考はいつもぐるぐると周り続ける山手線なのでした。

そんな私がトルコを旅して思ったのは、「とにかく今を楽しむことを毎日の習慣にするのだ!」
でした。
イスタンブールのゲストハウスは日本人女性の方がスタッフにいたし、日本のママ友たちとも無事に宿で合流できて、とにかく久しぶりに日本語で会話できてホッとしました。


実はドミトリーに泊まるのは生まれて初めて!!私のお部屋は女性だけの8人部屋。いろんな国の人が泊まってます。屋上にテラスがあってパソコンができたり飲み物が飲めたりする多目的スペースになっています。

夜、ゲストハウスのテラスに行くと、
フランス留学中大学生で関西出身のJちゃん。
大学在学中にアフリカなどほぼ世界をまわっているYちゃん。
韓国で新聞記者をしている26歳のヒュンナちゃん
私と同郷の鹿児島から一人旅しているOLのSちゃん。、、、、が集まっていて、私たち40代3人も、そこに入らせてもらい会話に参加しました。

年齢は娘たちと同じくらいなのですっごく親しみを感じてしまうわたしたち。韓国のヒュンナちゃんに韓国語をを教えてもらう。(英語が話せるみなさんに同時通訳をしてもらいながら得意のジェスチャーをまじえての会話です。)

ここで、一夜だけ、いっしょに飲んだご縁で、フランスに留学中のJちゃんととFacebookで繋がり、その後は全くお会いしたこともなかったのですが、「2016年」彼女がシーナと一平の女将として働いているのをFacebookで知り、初めて会ってから4年も経っていましたが思いきって会いたいなと思ったのが今ここにいるきっかけです。

その頃は別の仕事をしていた私。とても居心地のいい場所だなぁと感じたのを覚えてます。まさか、その一年後の2017年、シーナと一平で宿スタッフとして働くとは!!
ホント人生は不思議なものです。

今、シーナと一平はお宿をお休みしていますが、このトルコで
彼女に会わなければ私は、ここにいなかったと確信しています。

そんな不思議なご縁があったトルコのゲストハウス。

頼もしく思ったのは、若い子達が一人でこうやってトルコに来ていろんな経験をしながら楽しんでいること。わたしなんかは守りの姿勢に入ってしまっていますが、若い人はこれからも失敗とか恐れないで冒険して欲しいです。それにしても韓国語もっと教えてもらいたかったな。
ぐるぐる山手線なさちこが、トルコで経験したゲストハウスでの身ぶり手振りの国際色豊かな雑談。世界を旅することって楽しいなと感じ始めたのがトルコでした。

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