団地で過ごした時代を経て今がある
今、楽しみにしているドラマがありまして、NHKのBS放送の『団地のふたり』です。
これがまた、キョンキョンと、小林聡美さんの力の抜けたいい塩梅のドラマなんです。
大型団地の、若い人たちがだんだん居なくなって、年寄りが多くなり、幼馴染みのふたりの居場所というか、ほんわかだけど大事に人生を生きる様が描かれていて、とても共感できるんですよ。
私は小学校に上がるまで、神奈川県の相模原市の団地に住んでいまして、記憶はあまりないのですが、5階建ての5階に住んでいました。もちろんエレベーターは無い団地です。
今のような危ない道路もなかったので、日が暮れるまで5歳児、隣街や、公園で自由に遊んでいた記憶があります。
そして、結婚して1年目に埼玉の大型マンションに引っ越しまして、ここもまた、団地のようなコミュニティがあり、子どものための公園や夏祭り、自治会もあり何回も役員をさせていただきました。
このドラマを観ると、その時の記憶がよみがえり、懐かしくもあり、子育て中はたくさんの方にお世話になったことを思い出します。
その中でも、引っ越しても家族ぐるみで35年くらいお付き合いがあるT家の別荘におじゃまさせて頂く機会がありました。
初秋の休日、T家の長女と我が家の長女は同級生。お互い、それぞれ、妹、弟がいて兄弟みたいに育ちました。
子どもたちも、ずっと仲良くさせてもらっていて
今でも、たまに会ったりしているようです。
我が家は、娘2人の家族一家、総勢9人で押し掛けてしまいました。快く迎えてくださったT家には、ホント感謝です。
初めての子育てで、何もかもわからなかった時の、ママ友(ママ友でくくっていいのか?わからないけど)
その当時は、まだまだワンオペ育児が当たり前で、女は仕事をしないで家事、育児に専念するのがふつう。その中で、、いろんな親もいて、いろんな子どももいて、ケンカもして、生きるのがいいよね、、!と共に親も子ども過ごした戦友のT家。
お互い年もとって、だんだん老後のことも考えることになったなんて!!
そんな歳になったなんて!!!
信じられない気持ちもありつつ、
自然に囲まれた、メチャクチャ気持ちの良い素敵な別荘で過ごさせてもらった1日でありました。
「団地のふたり」を見て思うのですが、とにかく、ごちゃ混ぜで、たくさんの方がいて、たくさんの考えの方がいて、お祭りでは騒ぎ、人種に隔たりもなく、苦情が出たらあれこれ悩み、たくさんの経験も無駄ではなかったなと、今になって思うのです。
子供会の役員、大変だったな!!
150人の子どもがいて、通学班の旗振り(登校のとき横断歩道に立つの)や、クリスマス会や、夏祭り、、団地はいろんなことがあるんです。
でも、私は、そのマンションにまだ、住んでいます。(ほぼ帰っていませんが)
今や、お年寄りばかりですが、今後もどうなっていくのやら。
とにかく、
「団地のふたり」が楽しみで仕方がありません。