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自然にはとうてい敵わない
人類がAIやら、あらゆる最先端機器を開発しようと、
やはり自然の力には敵わないです。自然は人間の力を超えて時には驚異的な破壊力で災害ともなり、時には言い表せぬような素晴らしい光景に胸打たれるときもあり。
そして、トルコの世界遺産《カッパドキア》も
言葉はいらない世界でした。そしてそんな広大な世界を見ると何て自分はちっぽけなんだろうと、つくづく感じます。
何物になろうとか、自分とは何か?なんて吹っ飛ぶ世界。
人間の出来ることなんて大自然の前ではそうそうありゃあーしません。
イスタンブール、アタチュルク空港からカッパドキア近郊のカイセリ空港まで約1時間15分。ホテルのバスがお迎えにきてくれてました。空港からホテルのあるギョレメという町までさらに1時間。ちょうどトルコの真ん中あたりに位置してます。今日のわたしたち3人の宿は
「トラベラーズ ケーブホテル」洞窟の中に部屋があるんです。日本語が上手なTAKASIさん(そう呼んでくれと)が、さっそくいろんなツアーを紹介してくれます。
レンタカーでも借りない限り、この広い地域をまわるのは無理です。気球ツアーは、もちろん予約して友人たちは3泊しかないので
2日目 朝9時半よりレッドツアー(夕方まで)
夕方5時半から、ローズバレーツアー(20時半まで)
3日目 朝4時半よりバルーンツアー(8時くらいまで)
朝9時半からグリーンツアー(18時まで)
を申し込むことにしました。はっきりいって、フルツアーです。
体もつのか?歩けるのか?
レッドツアーは、まさかの私たち3人のみ。贅沢なプライベートツアーなんですが、ガイドの若い兄さん、わたしたちが英語がわからないと判り、かなりやる気がなくなったのか口数少なし。ただカッパドキアに言葉は要らないんですよねー。
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これらが、火山の爆発によってできた石灰岩が長年削られたりしながら自然にできたっていうのが驚きです!!
こちらは妖精の煙突群と呼ばれるところ。
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ラクダ岩と呼ばれるものもありました。
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エリンギのような岩たち。
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ただ、歩く!歩く!レッドバレーは割りと近場の奇岩めぐりなのですが、岩を上っていきので息がはーはーです。ここも、60代以上のツアーでは行かないコースかと。足場も砂でずるっと滑ったりするので私たちもトルコで骨折とかなったら、笑いものになりそうなのでがんばりました。
17時までのツアーでしたが、、説明も少なかったからか?16時くらいに終わり17時半からは山に沈む夕日を見ながらのハイキング!ローズバレーツアーに参加です。
20人くらい(ほとんどは韓国人カップルでした)でここも、ひたすら歩きます
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ローズバレーという少しピンクがかった岩が、夕暮れになると何ともいえない色合いになります。(私のカメラ、ここで充電切れ)日の入りは20時頃なので、まだまだ歩かされます。帰る頃には、膝がぴくぴく痙攣、ふくらはぎはパンパンで皆喋るのも疲れすぎて静かです。
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世界一周の旅に出てから初めてのジャグジーバス付の洞窟ホテルで疲れた体を休めることにします。これも3人で泊まるからこそでありがたいです。
そして翌日は朝、4時起きです。
つづく。