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お母さん、❍❍してもいいんだよ

ときたま、子どもたちに励まされます。


長男(6歳)編

キッチンの戸棚を開きっぱなしにしていたところ、頭を殴打。
私が「いたい・・・」とうめいていると。

「お母さん、大丈夫? 泣いてもいいんだよ。ぼくがさすってあげる」。

「うう、ありがとう・・・。❍❍大好き」。

痛くてというよりも、やっぱり優しさに感動して泣きたくなるのでした。


次男(3歳)編

「お母さ―ん、ぼく、めいろ作ったからやってー」と次男。

「どれどれ」と見に行くと、曲がりくねった一本道の迷路(?)が描いてありました。

「やってみるね」と言いつつ、
「わあ、失敗!」と、わざとはみ出してみせると。

次男が真剣な顔で私をまっすぐ見つめ、
「お母さん、1回や3回、失敗してもいいんだよ。でも、10回はダメ。がんばってみて」。

10回は多いなと思いつつ、真剣な眼差しと「失敗してもいい」発言に心が動かされたのでした。

「うん、わかった。じゃあ、もう一回挑戦するね」。
ゆっくりゴールまで辿り着くと、

「ね? できたでしょ? ここがムガカシイけど(難しいけど)、お母さんがんばったね」

「はい。ありがとうございました」。


泣いてもいいんだよ、失敗してもいいんだよと息子たちに許され。
ときたま、オトナとコドモの立場が逆になるのも心地良いと思うのでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、他のクリエイターさんへのサポート及び、息子たちとの”寄り道アイス”に使いたいです。