やりがいを見つける方法:100円ショップでの経験から学んだこと
今回は、やりがいが感じられないときの対処法についてシェアします!
あなたはどんなときにやりがいを感じるでしょうか?
やりがいを感じられるかどうかが、仕事のがんばりを左右しますよね。
実は、やりがいって
わたしたちのこころの重要なバロメーターなんです!
やりがいの語源から学ぶこと
まず、「やりがい」の「がい」について少し掘り下げてみます。
この「がい」は、実は「努力のかいがある」の「かい」と同じ意味で
万葉時代から使われている言葉なんです。
「かい」の語源は諸説ありますが、有力なのは「代わり(かわり)」という言葉から来ているという説です。
「代わり」の古い言い方が「代い(かい)」でした。
つまり、何かに対してエネルギーを注ぎ込んだ「代わり」として得られる「効果」や「報酬」を意味しているんですね。
たとえば、「2時間並んだかいがあった」や「勉強したかいがない」という使い方をしますよね。
これらは「効果」や「報酬」に置き換えることができます。
「2時間並んだ効果があった」
「勉強した効果がなかった」
小さな「手応え」の重要性
実は、この「かい」という言葉には、人間の繊細な心の動きが反映されています。
わたしたちは行動するとき、その効果や報酬を求めて行動するわけですが
そのときの自分の心をゆっくり分析すると
ちょっとした小さな「手応え」が大きな役割を果たしてくれていることに気づきます。
たとえば、
勉強でいつも間違えていたところが理解できたとき
仕事先の人に「ありがとう」と言われたとき
丹生込めてつくった料理を食べて、家族みんなが笑顔になってくれたとき
こういった小さな出来事が、私たちのモチベーションを大きく左右することがあります。
昔の人たちはこういう人間の心の動きを知ったうえで
「手応えがあることで生まれる喜び」という意味でも「かい」を使うようになったんですね。
・「喜んでもらえてよかった!このプレゼントを選んだかいがあった」
・「転職したかいがあって、新しい環境で頑張ってよかった」
・「毎日のトレーニングのかいがあって、健康的になれた」
昔からちょっとした小さな「手応え」からも
大きな喜びを感じ取る力がわたしたち人間にはあったんです。
やりがいを感じるために、とんでもない大きな影響力やたくさんのお金は必要ありません。
必要なのは、ちょっとした「手応え」を感じる心構えだけ。
本当は小さな手応えがあったとしても
自分がそれに気づけないマインドだったら、ずっとやりがいは感じられないはず。
ポイントは、その手応えに気づけるかどうかなんです。
100円ショップでの経験
ここで、私の個人的な経験をお話しさせてください。
昔、下積み時代にやっていた100円ショップでのレジのアルバイト。
夜になるとお客さんがほとんど来ない時間帯があって、本当にすることがなかったんです。
店長に「他に何かできることはありませんか?」と聞いても
「気にしなくていいよ。レジだけ気楽にしてればいいからね」と、返ってきました。
そこでクソ真面目なわたしは、
「勤務時間なんだし、どうしても何かやりたいんです!」と店長に申し出とところ、
優しい店長はしぶしぶ
「えーっと、じゃあ……新聞紙を折って棚にストックしてくれるかな?」と言ってくれました。
(ガラス食器などを包むための新聞紙です)
最初は単純な作業に思えたんですけど、ピカイチにきれいに折ることを目標にして取り組んでいくうちに、だんだん楽しくなってきて。
わたしは、用意された新聞紙をスピーディーに美しく折る技を身につけていきました。
店長も、わたしがシフトに入っていたら
「あれこちゃんのために新聞紙、他の店舗からたくさん持ってきたよー!」と言ってくれて。
わたしは、どんどん折っていって
店長もどんどん喜んでくれて
わたしは、どんどん折っていって
店長に「もうすべて折っちゃったんですけど、新聞紙は他にありませんか?」と聞きに行くと
「あれこちゃん……ごめん!俺もいろいろあたったんだけど、
もうどこにも新聞紙がないみたいなんだよ。本当にごめん!!」
と誠心誠意謝ってくれました。(優しい店長すぎる。)
でも、気がつけば「新聞紙を折る」という単純な作業にわたしは大きなやりがいを感じていたんです。
100円ショップに来られたお客さんにも
「あら、新聞がきれいに並べられてるわね〜」と言われて、自分の心の高まりを感じました。
THEやりがいです!!!
でも、もし自分で行動して喜びを生み出していなかったら
おそらくこのやりがいは感じられなかったと思います。
やりがいを見つけるためのポイント
この経験から学んだことは、次の2点です!
ちょっとした小さな手応えを感じる余裕を持つこと
その小さな手応えを感じられるような行動をすること
この2点を意識することで、やりがいを見出すことができます。
あなたも日常生活の中で小さなやりがいを探してみてください。
きっと、今まで気づかなかった喜びが見つかるはず。
そして、ぜひ新聞紙もきれいに折ってみてください!笑
今回の内容もちょっとでも参考になりますように。キミに幸あれ!
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