【保存版】成功する人が実践する「リフレクティブリスニング」|聞き上手になるための3つの極意
今回は、ビジネスでも私生活でも役立つ「リフレクティブリスニング」について、専門家の見解を交えながらご紹介します!
なぜ今「リフレクティブリスニング」が注目されているのか
アメリカの著名な心理学者で、EXOSのパフォーマンス心理学ディレクターを務めるサラ・サーキス氏が興味深い指摘をしています。
多くの人が本当のところでは
「相手の話を聞かずに話を聞く」という罠に陥ってしまいます。
つまり、ほとんどの人が表面的にとりあえず聞いていて
本当に本当に本当に相手の話をじっくり聞ける人は貴重なんです。
リフレクティブリスニングとは?
リフレクティブリスニング(反映的傾聴)は、
自分の考えや判断を脇に置いて、相手の話に100%フォーカスする聞き方のテクニックです。
ここからは、聞き上手になるための3つのポイントを紹介します!
1. 自分の長所と短所を知る
まずは、自分がどれくらい傾聴ができているのかを把握する必要があります。
信頼できる「仕事先の同僚」や「尊敬している人」「友達」の3人に
あなたが会話の中でどんな行動をとることが多いのか聞いてみるのがおすすめです。
あなたが人の話を聞いているなかで
・あなたの気持ちが最高の状態のとき(相手の話に同意しているとき、リラックスしているとき)
・悪い状態のとき(あなたの気が散っているとき、よくないほうに興奮しているとき、ストレスを感じているとき)
それぞれ相手にどんな印象を与えているかをぜひ聞いてみてください。
優れた聞き手=話し手が話したあとに良い影響を与える人
身近な人が自分に話すときにどう感じているのかを知ることは、
自分が「聞き上手」にどれくらい近づいているかを測る方法です。
自分が人の話を上手に聞けているか、まだ改善が必要かを知る手がかりになります。
わたしは11年フリーアナウンサーの仕事をしてきました。
いろんな方々にインタビューをさせていただく度に、
自分の「話の聞き方」を振り返っては猛省。泣
「わー、興奮すると相手の話に質問をかぶせちゃうな」
「自分ってストレスを感じるとき、話を遮っちゃうな」
「気が散っているとき、この口癖をつい言っちゃうな」
客観的に自分を見つめることは、聞き方の改善に欠かせない
と実体験で感じています。
2. リフレクティブリスニングを練習する
聞き上手になるには、日々の実践あるのみ!
あなたの同僚、クライアント、家族、友達との会話のなかで
リフレクティブリスニングを実践してみてください。
相手が話してくれたことをあなたが簡単にサクッと要約して、
それが本当に相手の言ったことを正確にとらえられているかどうかを
相手に尋ねてみましょう!
たとえば、
話し相手が
「ねー、聞いてよ。昨日上司からこういう嫌味を言われて悲しいの。
今日のメイクもうまくいかないし
ヘアスタイルも決まらないし、辛いんだよね」
と話し始めたとします。
そこであなたが、
「なるほどねー。
君はメイクがうまくいかなくて辛いんだね。
じゃあ、メイクに詳しい人を紹介しようか?」
とか言ったもんなら、
「なんでよ!違うのよ!!
いちばん伝えたいところは
昨日、上司から嫌味を言われて悲しいってところなの!!!」
ってなってしまうわけです。笑
一つ一つ丁寧にすれ違っていないかを確認することは重要。
もしここで、自分が相手の話を正確にとらえられていないなら
「もっと説明してほしい」「もっとくわしく知りたい」と伝えるのがおすすめです。
リフレクティブリスニングは
相手の話をしっかり理解することにも役立ちますが、相手との関係性を築くのにも欠かせないもの。
「ちゃんとあなたの話を聞いてますよ」
「あなたのことを心から気にかけてますよ」と暗に伝えることができます。
日々の練習、日々の実践で確実にスキルアップできるので
意識していきたいところです!
3. 好奇心を持ちつづける
一生懸命に相手の話を聞いてるつもりでも、会話中にボーっとしてしまったり、いまいち理解できなかったりすることありませんか?
人間だもの!笑
そういうときは、オープンエンドクエスチョンがおすすめです。
オープンエンドクエスチョン=はい、いいえで終わらない質問の仕方
たとえば、
・なぜ〜なんですか?
・〜についてどう思いますか?
・どうしたらいいと思いますか?
・具体的な例を教えてください
・この状況についてどう思う?
こういう質問をすることで、
あなたが相手の話をしっかり受け入れて
相手から何かを学ぼうとしていることを示すことができます。
つまり、相手との信頼関係を築きやすくなるんです!
まとめ
聞き上手になるためのスキルは練習も必要。
そして、かなりの忍耐力が求められるものです。
でも、一回身につけると
人生でずーっと使える超能力を手に入れたようなもの!
一緒に働いている人たちが、自分のことを見てくれている、話を聞いてくれている、応援してくれていると感じられたら、みんなで達成できることはもっと増えるはず。
仕事でも使える超能力です!
それくらい生きていく上で役立つ最高のスキルなので
ぜひ今回の内容もお役立てください♪
キミに幸あれ!
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(※こちらでは博多弁でしゃべってます。笑)
聞き上手になるには練習と忍耐が必要だが、ひとたび身につければ「超能力を手に入れたようなものだ」とサーキスは言う。
「一緒に働いている人たちが、自分のことを見てくれている、話を聞いてくれている、応援してくれていると感じれば、達成できることはもっとたくさんあるのです」。
Stay curious
If you space out during a conversation or don’t understand what someone is saying, ask open-ended questions, says Sarkis, such as:
How can I help you with this?
Can you give me an example?
How do you feel about this situation?
Doing so helps you build a rapport and trust with the other person, says Sarkis. It also shows that you are open to feedback and willing to learn from them.
Becoming a better listener takes practice and patience, but once you nail it, “it’s like having a superpower,” says Sarkis. “There’s so much more you can accomplish when the people you work with feel seen, heard and supported.”