私が化粧をしなくなった理由
皆さんこんにちは。
バリ島からメディテーションヒーラーのさっちゃんです。
私は化粧をしなくなって4~5年になります。それは決して化粧が面倒くさいなったわけでも、女を捨てたわけでもありませんw
今でこそ全く化粧品を使っていませんが、以前まではとにかく沢山の化粧品を使っていました。1本1万円近くする高級化粧品も使っていましたが、どれも自分が心から納得するものには出会えませんでした。
メイク用品も新作が出ればすぐに買っていたし、海外に住んでいるため免税店で化粧品を買う事も多く、1か月何万円ものお金を化粧品に使っていました。
それがある時ふと
「自然でありたいな」
そういう思いが湧いてきて、石油が原料の物を排除したいと思うようになり、石鹸で落とすことのできる化粧品に変えていきました。
初めはファンデーションやアイメイクのメイク用品も使用していましたが、自然の石鹸で落とせるものだけを選択していました。
それが徐々にアイラインは目が辛そうだな。アイラインを止めてみよう。
ファンデーションは皮膚が苦しそうだな。ファンデーションを止めてみよう。
そうやって徐々にシフトしてしていったのですが、果たして自分の選択は合っているのかな?
そんな事に何度も不安な気持ちになり、自分の選択の答え合わせをしたくなってきたのです。
保湿をしてあげないと肌が乾燥するとか
ファンデーションで肌を守ってあげないと肌に悪いとか
石油原料の物は肌に悪いとか
自然由来が良いとか
自然由来は肌を守る力がない
とかとか・・・
とにかくこの世の中には沢山の情報があり、調べれば調べるほどどれが正しくてどれが間違っているのかわからなくてかなり悩みました。
Aが正しいという人の話や本を読み、Bが正しいという人の話や本を読み調べている間に、本当に何が何だか分からなくなりました。
そして私はそれらを一切切り捨て、とにかく自分の心が喜ぶこと、それをしていると自分が落ち着いていられることだけを選択しよう、という気持ちに変化していきました。
初めの頃は石鹸で顔を洗うと皮膚が突っ張り、すごく違和感があり、やっぱり私の考え方は素人すぎてダメなのかな?
とか何度も行ったり来たりしながらも、私自身の考え方として、自然治癒力というものを信じていたため、きっと私たち人間も植物や動物と一緒で自分でちゃんと最善な状況に整えてくれるはず!
そう信じて自分が思ったように続けていたら、次第に化粧水や保湿剤等何もつけなくても全く違和感のない状態になっていきました。
今は外に出る時に日焼け止めを少し塗るくらいになりました。
化粧をしなくなって思ったこと。
それは、私にとっての化粧は「周りからどう見られるか」それだけのためだったという事です。
自分がお化粧が好きで、色んなメイクにチャレンジしたり、化粧自体に興味があるわけでは全くなく、ただ社会の常識だからとか、綺麗に見られたいとかそういう思いで化粧をしていただけなんだという事がわかりました。
もちろん女に生まれてきたのだからきれいな状態を保ちたいですよね。
でも顔にしわができたり、シミができたりしたらそれは綺麗ではない、という概念はきっと社会一般の概念であり、私自身は?と問われるとそれすらも自分の特徴ではないのかな?と今私自身は思うんです。
「綺麗」の概念って人それぞれだから、日本のように細くてスタイルの良い人が綺麗な国もあれば、ぽっちゃりしていてふくよかな人の方が美しいと思う国もある。
それはもちろん「国」でくくられる概念ではなくて、「個人」それぞれなのだと思うんです。
この世に絶対的な正しい、間違いという概念は存在せず、全ては自分の意識が作り上げている概念で現実が映し出されているという学びを得た私にとって、全ては自分が決めればいいんだ。そう思えたら今まで悩んでいたこれらの事も自分の気持ちを優先してあげられるようになりました。
この世にはビーガンになりましょう、自然素材を使いましょう!
そうやって周りの人たちに強要したり、まるでお肉を食べる事が悪のような表現をしている人たちもいます。
私個人的にはその行動には反対で、ただ自分の信念に沿って生きていけばいい、それだけだと思っています。
この世に絶対悪はないし、絶対善もない。
ただ私が思うのは、多くの人がちゃんと自分の頭で考えて
「自分はどうしたいかな」
「どうするのが自分が心地よいかな」
それに従って生きていけたらいいのになって思います。
周りの意見や企業のマーケティングに惑わされず、自分の気持ちを優先してあげる。
それが自分軸なのだと思います。
自分が他人を強要しなくなると、他人がどんな選択をしても認めてあげられるようになります。
それが例え自分のポリシーに反していたとしても、この人はこういう選択をするんだな、ただそれだけです。
あなたは自分の気持ちが心地よい選択をしていますか?