繊細な私が得意としている事
皆さんこんにちは。
バリ島からメディテーションヒーラーのさっちゃんです。
繊細さんって生きづらいって良く世間では言われますよね。
私も今まで生きてきて、繊細が故に疲れてしまうことが本当に沢山ありました。
「なんでみんな気が付かないの?」
と思う位、
他の誰かが発言したい時とか
何かをしたい時とか
特別な力があるわけではないのにちょっとしたしぐさで感じてしまう私
きっとそれはその人から発せられている「念」という名のエネルギーをキャッチしてしまうのだと思います。
そして今まではその「念」に沢山やられ、精神が疲れてしまう事がよくありました。
そんな念をキャッチした時、
「何とかしてあげなければ」と思い声をかけてみても
「結構です」と断れることがこれまたよくあるんです。
当時の私は
「なんで?」折角その声にならない声を拾ってあげたのに・・・
そう思っていたのですが、
最近はその声にならない声は拾わなくてもよいという事がわかりました。
人は誰もが心の内を発言したいわけではない
発言したい何かの想いを内に秘めていたとしても、
本人の準備が整っていなければ発することができないんです
それは、「変わりたい」と言っていても
「変われない」そんな事と同じように思います。
言うなれば、余計なお世話
「こうしたらいいのに」と思っても
本人の無意識がそうしたくないのだから、
それを勝手に拾われて
「こうしたら?」と言われたところで
「そんなことしないで!」って思うのでしょう
そう考えると、私なんかよりもっと色んな人・存在の声が聞こえてしまう人は常に心を惑わされるんだろうな、と最近つくづく思います。
そんな経験から学んだこと
頼まれなければ何もしなくてよい
ちょっと冷たく聞こえるかもしれないけれど、人はどうしてもお願いしたい事、成し遂げたい事、叶えたい事は自然と口に出てくるはずなんです
お腹すいたからご飯を食べたい
トイレに行きたい
究極まで行ったら絶対にお願いします!!
ってなるんですよね
それを勝手にこちらが推測して、こうしたら?というのは冷静に考えたらおせっかいというものなのかもしれない
一見するとマイナスなように感じるその私の能力も実は用途を変えると力を発揮することがある、という事に最近気が付きました。
それがサービス業
私は長年旅行会社で働いてきましたが、支店で売り上げ成績1位や2位という嬉しい実績を何度か取ることができました。
それは私がガツガツ営業を頑張っていたわけでもなく、特別知識が豊富だからでもないんです。むしろ楽しんでいるだけで頑張っている感は当時は全くありませんでした。
ではなぜか?
お客様のちょっとしたしぐさや口ぶりでこの人はこれを求めている、求めていないという事が感覚としてわかってしまうからです。
私は乙女座なのですが、実は乙女座さんは特にそれを得意としているんです。
私は西洋占星術に詳しくありませんが、乙女座の特徴は分析力なんだそうです。
そして旅行会社から離れて10年以上経ちましたが、今またその時の経験が活きる時がやって来ました。
私にとって旅行の手配をさせて頂くというのは、本当に心躍る楽しい事なのです。
自分の旅行を手配するのももちろん楽しいのですが、人様の手配をするのはその倍楽しいんです。
こうしたら喜んでくれるかな?
こうしたら楽しいかな?
これ好きかな?
私が自分の人生を振り返ってみて、私にとってこれこそ天職だと思えたこと。それが旅行会社の仕事でした。
今月末にリトリートツアーが開催されます。
ツアー自体は5日間だけですが、その前から下見に行ったり、情報を調べたり、現地情報を案内したり、準備は3か月にも渡りました。
大変でしょう~と言いたいのではないんです。逆です。楽しそうでしょ!
誰に頼まれたわけでもなく、勝手に体が動いてしまうんです。
なぜそこまでするのか?それは単にホテルや車の手配をして終了ではないから。
そんなの適当にやったらいいよ、っていう人も周りには沢山います。
以前旅行会社に勤めていた時も、そんなに一人のお客様に時間をかけていたら時間が勿体ないよ、と何度も言われました。
それでもやっぱり最善で最高な旅にしてもらいたい。
この景色を見た時どう思うかな?
こっちの方が楽しそうかな?
そう、それは私の自己満足でしかないんです。
私はお客様を満足させているつもりで自分を満足させているんです。
だから仕事は自分が楽しい事、ワクワクすることではないと続かない。
私は決して偽善で相手を喜ばせたいわけではない。
私自身を喜ばせたいだけなんです。
これからもバリ島のリトリートツアーは続けていきます。
こんな私とリトリートツアーをしたい、そんな主催者の方は是非声をかけてください。
リトリートツアー主催者の皆さんも生徒さんを喜ばせるのではなくて、自分自身を喜ばせるツアーを作ったら、必然的に生徒さんが喜んでくれますよ。