青くんの絵本ができました💕📖
去年の11/21
アサミさんからメールが届きました。
手術の前の日でした。
そこには…
なんと、青くんと秋ちゃんが
絵本になっていました。
どれだけビックリしたか!!
わかるかなぁ。わかってくれるかなぁ。
わたしの手術に間に合うようにと
送ってきてくれたのでした。
嬉しくて嬉しくて泣きそうでした。
手術がんばろって思いました。
それから半年後
アサミさんのいる金沢に
バイクでひと色展を観に行きました。
その時
近くにストリートピアノがあって
アサミさん親子のために
ピアノを弾くことができたんです!
それからストリートピアノで
誰かのために弾くようになりました。
ミイコさんに♪
三間あめさんに♪
これって
絵本のストーリーと同じなんですよ。
わたしがみんなに
ピアノの音を届けるの🎶
そう。この絵本は
わたしの未来を映し出す鏡だったんです。
これを手に取って読みたくなりました。
ページをパラパラとめくってみたい。
紙の絵本にしたい!
アサミさんに思い切って
相談してみたのはいつだったかなぁ。
アサミさんは快く話に乗ってくれて
あっという間に絵本を作ってくれました。
ある日、絵本が届きました。
嬉しくて嬉しくって
noteで報告したい…はずなのに
記事を書けない自分がいました。
どうして書けないんだろう?
嬉しくないのかな?
しばらく自分を見つめていたら
自分の中に「こうしたい!」って思う
絵本のイメージがあることに気づきました。
どうしよう。
せっかく作ってくれた絵本を
「少し変えたい」なんて言えない。
もんもんとする日々。
嬉しさを素直に表せない自分。
何がきっかけだったのか。
アサミさんと秋ちゃんを作った時のことを
思い出しました。
あの時、わたしのどんな細かい注文も
アサミさんは真摯に受け止めてくれて
より素敵な秋ちゃんを
一緒に作ってくれたことを。
そう思える自分がいて
ある日思い切って相談してみました。
アサミさんは「いいですよ!」と
引き受けてくれて
心の底から、絵本ができたことを
喜べる自分に気がついたのでした。
『2人で作る』という作業をまた始めました。
こんなにていねいな言葉で
お願いしてないと思うけど。笑
そういうお願いを
少しずつ積み上げて
絵本を作り込んでいきました。
わたしが気になるのは余白。
絵本の白い部分です。
イラストと文章の間
ページの端の白い部分
その余白が変わると
見え方が変わるんです。
広々見えたり
読みやすくなったり
そういうのを調節するのが好き。
1ページずつ
細かく気になるところを挙げていって
ついに最後のページまで来て。
ようやく仕上がったのが
こちらです✨
まずね。
わたしの中では
絵本はましかくだったんです。
データ上のはA4横置きくらいなので
初めの絵本はその半分のA5縦型。
長方形を正方形にする。
その調整からしないといけなかった。
アサミさんは大変だったと思います。
長方形と正方形って
そもそも辺の比率がちがうし
周りの余白だってちがうでしょう?
イラストと文章の配置も変わるだろうし
わたしはさらっと簡単に
とんでもなくめんどくさいことを
アサミさんにお願いしてしまったのでした。
そして、色合い。
初めに贈ってもらった絵本は
色が濃く、少し黒ずんでしまい
色の塗りが荒く見えるんです。
わかるかなぁ。
小さいデータだと気づかなかったけど
紙にすると気になったのでした。
どうやって変えてくれたのか
わからないんだけど
色を明るく、塗りも細かくしてくれました。
そんなふうに色々お願いしても
怒らずに修正してくれるアサミさんに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そうして最終稿ができ
表紙も変えることにしました。
『さちさんの好きな色でどうぞ!』
えっ?わたしが決めていいの?
アサミさんの配慮で
わたしが色を選ぶことになりました。
いくつか合わせてみましたが
薄い水色にすることにしました。
青くんたちが
一番やわらかく優しく見えたからです。
初めのものと比べてみますか?
そうして、入稿✨
仕上がって嬉しくて
何冊も頼んじゃいました!
アサミさんのファンの人で
わたしのピアノを聴いてくれる人
あと、お世話になった人に
手渡していけるといいな💕
「買いたい!」
って思う人はいるのかなぁ。
アサミさん
絵本を作ってくれて
本当にありがとうございました✨
わたしの好きなものと夢が
いっぱい詰まっている絵本📖💕
これからも絵本と一緒に
ピアノの音を届けていきますね🎶
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