トイレに入って用を足した後いざ拭こうと手を伸ばしたら、ペーパーホルダーについていたのはトイレットペーパーの芯だけだった時。ご飯を食べた後に口を拭こうと思ってBOXティシュに手を伸ばしたら、箱の中にティッシュが1枚も入っていなかった時。職場の休憩室のテーブルの上に置いてある旅行土産、もはやお土産は一つも残っていないのに「週末に熱海に行ってきました。少しですが、皆さんで召し上がってください」というメモだけが書いてあるお菓子の空の箱を見つけた時。 とてつもなくイラっとするのは
ずっと1番になりたいと思っていました。 でも小さい頃から1番ではなく、いつも2番目でした。 小学校の頃は、絵を描くことが好きでした。図工では、工作は不得意でしたが、絵を描くことは得意でした。先生にも褒められたり、展覧会に出すポスターを描く代表に選ばれたりすることもありました。図工の時間だけでは足りず、放課後に残って先生に色の塗り方を指導してもらったり、夏休みに学校に行って描いたりすることもありました。 字もそれなりにきれいに書ける方で、冬休みの宿題の書初めをコンクー
先日、旦那と映画を観に行った時の話だ。 お手洗いに行くのに、「おうんちしてくるから待ってて」と言われた。 「おうんち?!」 「え?ごうんち?変だよね?おうんちじゃない?」 いや、論点そこじゃねーから!大体の物は「お」を付けたら丁寧になるけれども、「お」を付けたって「ご」を付けたって、うんちはうんちだよ。 でも、よくよく考えてみた。どの言葉に「お」を付けて、どの言葉に「ご」を付けるのか、明確に教えてもらった記憶がない。小学校の国語の授業で習ったっけ?小学校
仕事を終えて家に帰ってくると、とりあえずテレビをつける。仕事柄、帰宅は遅い。テレビはつけるだけでいつもだいたい見ていないが、その日は深夜の音楽番組がやっていた。番組の名前は憶えていない。これからブレイクするアーティストを特集していた。テレビから流れてきた歌声に衝撃を受けて思わず目をやる。女性アーティストかと思ってテレビを見たらボーカルは男性だった。「左耳」。それが私とクリープハイプとの出会いだった。 最初から好きだった。一目惚れならぬ一聴き惚れ。あの声を変だなんて思っ