久々の日本で。
久しぶりの日本への帰国、いろいろしなければならないこと、したいことがありました。
台湾の水ぎわ対策も緩和されたこともあり、能楽師の孫たちの12月の舞台をぜひ観たいとの思いで日程を決めていました。
久しぶりの日本帰国を決めたばかりの頃に、私が現役の頃に大いに導いていただき、生き方の師とも仰ぐ先生がお亡くなりになったことを知りました。
3年前に帰国した折にお訪ねして直接お話しをすることができたのが最後のお別れとなりました。
間も無く百歳になられるとも思えない素晴らしいご記憶でたくさんお話をしていただき感動したのが思い出されます。
偲ぶ会に間に合わなかったことがとても悔やまれましたが、ご仏前でゆっくりお別れをすることができ、気持ちが落ち着きました。
そして他にも様々なことをしたいと思っています。
・本人でなければ出来ない諸々の手続き(保険や貯金口座のことなど)
・鎌倉に行きたい
・帰国時にはいつも集まってくれ
る友人たちとの再会
・上野の美術館や博物館へ
・東京の街歩き
・日常の暮らしで欲しい細々したものや、日本の食品などなどの買い物
・懐かしい日本の味を味わう
などなど、いろんな思いを持っての帰国でした。
前回、郵貯やその他諸々の手続きをすませたことを書きました。↓
おいおい東京でのことを書いてみたいと思います。
鎌倉へ
4年前に台湾から一時帰国した折に、鎌倉に一人で1週間ほど滞在してゆっくりと鎌倉の町を楽しみました。
ゆっくりお寺巡り、海辺を歩き回り、また、街めぐりとたっぷりと時間をかけて楽しんだ旅は至福でした。
日本にいる時にもこのように一つの街に長く滞在してゆっくり楽しむという旅はしたことがなかったのですが、台湾に移住して、日本の良さを堪能したいという欲求が強くなっていたのかもしれません。
いくつかのお寺を回りながら、それぞれのお寺の建造物やお庭を堪能して、じっくり深呼吸をした感覚だったのを覚えています。
長谷寺や鎌倉文学館、切通しの道を歩いて極楽寺を訪れたり、大仏様の胎内の見学ができたのもとても興味深いものでした。
心に残る4年前の鎌倉の写真を何枚か載せてみます。
円覚寺では、ダウン症の書家、金澤翔子さんの力強い書に出会ったのも心に深く残っています。
北鎌倉の建長寺では12月の寒い中、修行中のお坊さん(雲水さん)が素足に草履で歩いておられて、周りの静かな景色と一体化して印象的でした。
また、写経をして奉納できたことも心落ち着くとても良い時間でした。
今回も、ゆっくりはできないものの、ぜひ鎌倉には訪れてあの空気を味わってきたいと思っていたのです。
東京に着いて二日後には娘と二人で出かけました。
ちょうど日曜ということもあり、電車は結構混んでいたので、1時間弱でしたがグリーン車で行くことにしました。
ホームでグリーン車のチケットが買えるという便利さです。
娘が鎌倉に住む友人に教えてもらったというお店に予約をしていたので、まず、ランチです。
[銀座古川]という、帝国ホテルで、あの村上信雄料理長の元でお父様が修行された方のお店でした。
お店には村上信雄料理長からのお墨付きの額も飾られていました😃
人気店らしく、それほど多くはない席は次々と埋まっていたので予約していて正解でした。
食べた料理は
日本のフランス料理の元祖のような料理です。
シーフードのクリームシチューと
ビーフシチュー、サラダ付きです。
こだわりのご飯も付いていました❣️
クリームシチューは、
ただシーフードを煮込んだのではなく、あらかじめ魚介類からとった濃厚な出汁を使って作られたクリームソースで、ほとんど生かと思うような煮込まれ具合の帆立、海老、ズワイガニ、イカ、タコなどが濃厚なクリームソースと絡んでそれぞれが美味しい絶妙なバランスの味です。
ビーフシチューは
しっかりしたフォンドボーから作られた濃厚なソースが上質なステーキとたっぷりの野菜に絡んだ特別な物でした。
サラダのドレッシングも玉ねぎ、にんじんなどがすり下ろされたたいへん味わい深い物でした。
受け継がれた伝統の味に大満足でした!
ランチの後は
歩いて由比ヶ浜へ。
日傘を使うほど眩しい陽射しの中、由比ヶ浜にはかなりの数のウインドサーファーの影や気持ちよさそうに波打ち際で楽しむ人々、ボール遊びをする人々。
しばらく砂浜の感触や海の景色や空気を楽しんで由比ヶ浜を後にしました。
この後、建長寺へ行こうかと思っていましたが、
美味しいランチと由比ヶ浜を楽しんですっかり満足❣️
出かけてくるのが遅かったのもあり、お寺はゆっくり時間があるときに楽しみを残しておくことに。
今日はここまでにして
次回以降にまた書きたいと思います。
また覗いてもらえると嬉しいです😊