台湾でお正月の餅つき
毎年12月28日は
私の中の「お餅つきの日」
台湾の街は師走の終わりといってもお正月感はまだ感じられません。
日常的にNHKラジオを聴いて暮らしていると流れてくる年賀状や大掃除、おせちなどの話題には、台湾暮らしが長くなった今でも、やはり日本人としては気持ちがお正月を迎える準備をしなければとなるのです。
日本で暮らしていた頃は
12月28日か30日に餅をつくのが良い日と聞いたことがあり(根拠は分かりませんが)、台湾に来てからもなんとなくこの日に餅をついてきました。
そこで、今年も28日に餅をつきました❣️
“餅をつく”と繰り返していますが、餅つき機を使うので大袈裟なことではありません😅
前の日から餅米を水に浸けておいて当日ザルにあげて水気を切っておくくらいで特に忙しいこともありません。
そして、餅つき機で蒸してつき上がった餅はバットに流して固めます。
1日半ほどだった頃にちょうど餅の切り頃(包丁にくっつくこともなくサクサクと切り分けられます)となり、もう出来上がり。
台湾の友人にも「良かったら磯部餅にしてね」とおすそ分けします。
冷凍保存もして折々にいただきます。
台湾にも餅と名のつくものはたくさんありますが日本の白い餅とは全く異なるものです。
ほとんど小麦粉で作られたお菓子類や、葱油餅など油で揚げたものなど様々です。
台湾の餅のことが詳しく書かれたブログを見つけたので下に貼ってみます↓
台湾でも日本から輸入された切り餅が売られているのも目にしますが、やっぱりお正月のお餅はたっぷり食べたいですものね。
元旦にお雑煮を食べるとお正月を迎えた気分が味わえます。
夫が無類の餅好き(特にお雑煮)なのです。
他にも
正月準備というほどでは無いものの
お節用の野菜なども少し揃えました。
大根、にんじん、牛蒡、蓮根、インゲン豆、青菜、みかん類など。
傍では黒豆の準備をしつつ(黒豆は日本のような立派なものではないけど、やはり縁起物として)。
豚塊肉は3%ほどの塩をまぶし塩豚にして冷蔵(2-3日おくと生ベーコン風で旨みが増して美味しい)、いろんな料理に使います。
台湾では肉専門の屋台店では生肉が塊で売られているのが普通なので、好みの部位を簡単に手に入れることができます。
鶏肉は塩麹の下味付けをしておいて煮物、スープ類などに。
我が家でも家の中だけは正月を迎える気配になってきました。
台湾のお正月は旧暦なので来年の1月29日です。
まだまだ街中はお正月の雰囲気ではありませんが、そろそろ正月の飾り物作りなどの準備が始まっています。
飾り物の準備のことを次回に書きたいと思います。
年の瀬のお忙しいおり
お付き合いありがとうございます。
どうぞ、良いお年をお迎えください。