台湾の定番スイーツ[仙草ゼリー]のこと。
仙草ゼリーは台湾のスイーツの中でも、体にとってとても良い食べ物として積極的に食べられている印象です。
夏の冷たい[仙草ゼリー]はもちろん冬には[焼仙草]として親しまれています。
仙草は亜熱帯地域に生育するシソ科の植物とのこと。
中国から渡ってきた客家の人々が栽培をはじめ、生薬やデザート、料理などに利用され、台湾の人たちの生活にはなくてはならない存在になっているようです。
上記Wikipediaの中から一部を抜粋してみると↓
乾燥した仙草を煎じたものを冷やすとゼリー状に固まるという特性を利用して
夏は冷たいゼリー状にして、冬は温めてトロッとした焼仙草で愛用されています。
夏場になるとスーパーや市場にも仙草ゼリーや仙草茶が並んでいます。
下の写真は
隣町の市場で売られている様子。
焼仙草のことを以前にアップしていました。↓
冬の肌寒い時に
食べた温かいトロッとした焼仙草や
生姜の効いた豆花はなんとも言えずほんわかとした味わいだったのを思い出しました。
仙草ゼリーは豆花屋さんでは他のものと組み合わせてトッピングとしてよく食べられるお馴染みのもの。
そしてお手軽に仙草ゼリーだけを食べたいと思えばスーパーや市場で大きな塊で売っているものをカットして冷蔵庫に入れておいて、黒蜜などで楽しむことができます。
私も日本にいる頃から好きで時々食べていたので、台湾に来て手近に食べられるのが嬉しく好んで食べています。
つい最近のこと、
台湾の友人から仙草ゼリーの専門店があるということを教わり、仙草ゼリーにもいろいろ内容に違いがあるのでは?とぜひ行ってみたいと願っていました。
(というのも、スーパーで切り売りの仙草ゼリーはあまりにも安い気がする😅)
そして先日、水彩画の勉強をした帰りに友人が宜蘭市にあるそのお店に連れて行ってくれたのです❣️
[仙草爸仙草専売店]
という所です。
仙草ゼリーを中心にタロイモやさつまいも、豆類などトッピングもいろいろ、夏場はもちろんかき氷も合わせて楽しめるようです。
お店に行ってみると、ちょうど先客に美味しそうな仙草ゼリーが運ばれてきて、私は思わず恥ずかしさも忘れて“写真撮ってもいいですか?”と😅
OKをいただいて撮らせてもらった写真が↓
仙草ゼリーにプラス3種のトッピングで45元(約230円)、いちばん豪華な氷に5ー6種類が載っているのが65元(340円ほど)となっています。安いですねー❣️
私たちはこの日はここで食べる時間はなく、
仙草ゼリーに好みのトッピングを加えて持ち帰り用にパックしてもらいました。
この大きな仙草ゼリーには
家で小豆を煮て、何日か堪能しました😋
こんなにたっぷりあると幸せ😀 食べ応え十分❣️
今まで何気なく食べていた仙草ゼリーのことを調べてみると
台湾では北東部の関西という所の仙草が品質が良く有名であるらしいことや、仙草の育て方や製法などこだわりの会社もあることを知りました。
仙草などの薬草がいかに台湾の人々に大切にされ、日常生活に根付いてきたものであるか、さらに認識が深まりました。
以前にも、台湾の人々の食に対する考え方についてまとめてみましたので、良かったらこちらも覗いてみてください。↓
台湾暮らしの日々で、台湾の日常の食生活に根付いた薬膳の知恵などを少しずつ身につけていきたいものと思っています🤔
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