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そこまでしてキャベツ食べたいかな

 こんばんは。
野菜の高騰が止まらず、妻とスーパーに買い出しに行く度、衝撃を受けています。都内ではキャベツ1玉1,000円の大台も現実味を帯びているようですね。(東北に住んでてよかったぁ..)

大変だな~とは思いつつ、止む無しと受け流していたわけですが
今日、会社の事務さんが「キャベツが高すぎてもう焼きそば食べられないわよ!」と大声で嘆いていたのですね。

心の中で一瞬「ふむ。言われてみたらそっか、焼きそばは当面封印だな。」と同意したのですが

……….いや、焼きそばは食えるよ!

と光の速さで突っ込んでいました。
(だってキャベツ無しでも良いじゃない。)

その後も事務さんの「キャベツが高すぎて焼きそば食べられない論」は止む気配が無く。
どうやら完全に思考停止してしまったようなので、代わりに対策を考えてみることにしました。

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ベースの考え方は

そもそも高騰した野菜を、無理して買う必要はない。

です。それでなくても物価は上がっているわけで。
事務さんの驚異的なキャベツ(焼きそば)への執着心は、高騰して手に入り難くなってしまった希少性によるものだと推察します。決して、キャベツ(焼きそば)が食べたくてしょうがない、という事でもない気がしてるんですね。
焼きそば・野菜炒めって「献立が思いつかない」とか「考えるのが面倒」だとかで「もう今日は焼きそば(野菜炒め)でいっか。だって冷蔵庫にキャベツあるし。」くらいのものじゃないですかね?

とんかつ屋さんとかで、カツと並んでるキャベツの千切りって供給過多じゃないですか?食べてる途中でなんだかミッションのように感じたりします。

まぁ良しとして。
キャベツをはじめ、高騰した野菜に対する対策を以下にまとめてみました。

◆価格の安定している野菜に着目してみる◆

キャベツやレタス、ブロッコリーなど高騰しがちな野菜ではなく
比較的価格変動の少ない根菜類(イモ、ニンジン、玉ねぎ)や豆類を活用する。
季節ごと、旬の野菜を取り入れれば栄養価を取りつつ価格を抑える事が可能。
焼きそばにおけるキャベツは「しゃきしゃき感の演出」だと思われるので、もやしの量で調整すれば良い。
キャベツが食べたいのか、焼きそばが食べたいのか。

◆冷凍食品の活用◆
冷凍ほうれん草、カット済みの冷凍野菜はなぜか価格が安定している。
こんな時代なのだし、生鮮品にこだわってはいられない。
料理の手間も省けるメリットもある。
昨今の企業努力の賜物。その恩恵は一消費者として余す事なく受け取るべし。

◆直売所を探す◆
それでも生鮮品にこだわるのであれば、いつものスーパーではなく
近所の直売所を探したり、早起きして朝市に行けばまだ手頃な価格で野菜が手に入る。地域の農家さんとつながりる良い機会にもなるし、大人になるとそういった場所がなぜだか楽しい。(道の駅理論と呼ぶことにする。)
僕はひょんなきっかけで仲良くなった農家さんからお米を直接購入している。30kgで8,000円だ。
近所のスーパーでは倍以上の値がついてたりするので、ひじょ~~~に助かっている。

◆家庭菜園を始める◆
家庭菜園やベランダ栽培で、ハーブやネギ、ミニトマトなどを育ててみても良い。少量でも自給は自給である。
何かを育てるという事は思いのほか楽しい。
趣味にもなるし。


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こんな感じでしょうか。
これらに対していくつか反対意見もありそうだな~と思ったので羅列してみます。
そして、一人で反論してみることにします。

・高騰した野菜を避けたら栄養が偏るじゃないか!
→文句ばかり言わないで、代替食品を探してください。
キャベツの代わりにもやし、カットサラダを活用するのも有りじゃないでしょうか。豆腐やキノコ類など栄養価の高い別の食材を組み合わせる事で、健康を保ちながらコストを抑えられます。

・家族がどうしても食べたいって言うんだよ!ケチケチしてられるか!
→少量購入で、量を調節してください。
例えば鍋をする際には、必須の白菜の量を少なくしてキノコや豆腐を追加すると良いでしょう。

・高騰した野菜を買う事で、生産者を支えているんだ!
→高価な野菜を買うばかりが生産者を支える手段ではありません。
農家さんが運営する直売所を利用したり、規格外品を購入するなどで、生産者を支える方法を模索できるのでは?

大体、こんな感じ。

仕事にしてみても会社の方針で新しいシステムが導入されて操作方法の難度にケチをつけたり、これまでと違うやり方を忌み嫌う人が一定数います。

批判したい気持ちは確かにわかるんですが
批判したところで目の前の現実は変わらないわけだし、それどころか周囲からいつの間にか遠ざけられたりして、むしろマイナスの方が多いんじゃないかな、と勿体無く思います。

何かの問題が勃発したときに、
その問題の本質を浮き彫りにしたり、分解してみたりして、具体的なレベルに落とし込んでから「じゃ、どう対応していこうか?」と思考を巡らせる事が大事だな、と結論付けをしました。

なにはともあれ、無類のキャベツ好きにはつらい時期ですね。
カットキャベツは洗浄によって栄養素も流されてどうとか、薬品漬けでどうこうとかネットやSNS上でも囁かれてますが、僕個人は積極的に摂取してます。
お陰ですこぶる快便です。何を信じるかは、人それぞれ。

では。

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