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ダメな自分のままで始めちゃいます宣言

 コンテンツを書こうとして、いつも私の頭をよぎるのは「伝わる文章の書き方」を学びなおさなきゃ、ということ。
 昨年、職場で言われ続けた「分かりにくい」「何を言いたいのかさっぱりわからない」という言葉が棘のように胸に刺さっている。

 でももう、そういうのをやめようと思うのだ。

 分かりやすい文章を書ければ、それに越したことはない。でも、分かりやすく書けないからって、文章を書いちゃいけないことはない。少しずつ、上手になれればそれでいいじゃないか。

 私はいつもそうだ。何かをやろうとして、やりたいことの手前にある何かを「上手に」できるかばかりに気を取られる。やりたいことのずっと手前にある何かについて、本を読もうとしたり、動画学習をしようとしたり。
 やりたかったことの手前で、山程のタスクを自分で作って道を遠ざけては、その多さに戸惑ったり、焦ったり、不安になったり。

 結局、やりたいことはいつも始められない。そうして年月ばかりが過ぎてしまって、気づけばもう5年以上が過ぎようとしてないか。

 でもね、これって「ひきこもり」を経験してる(経験した)人なら“あるある”なんじゃないかと思う。自信がなくて、不安で、たくさんのことを考えているのに、結局一歩も踏み出せなかったりして。

 私は今、無職。昨年怪我をして、その治療のために休業してた。
 正直、最近またひきこもりがちになってる。今月に入って、外出した日は何回あっただろう。

 この1年、時間はたっぷりあったはずなのに、後悔や不安や過去の記憶に苛まれて、鬱になったりトラウマを味わったりするうちに過ぎ去ってしまった。

 結局何一つ、次の就職のために身につけられることはなかった。
 それどころか、本当に仕事になんか行けるのか不安ばかりだというのに、もうすぐ休業期間は終わってしまうかもしれない。35歳、派遣社員なら定年説がある年齢だ。

 私には膠原病の持病がある。怪我のこともあって、肉体労働では食べていけそうもない。持病で30代に入ってから事務職に転職した。日々こんな感じで焦るばかりだった私は、資格試験の申し込みはするのに何も手につかず、もちろん資格も取れず、キャリアアップを目指すも失敗ばかりした。
 結局、資格もさしてなく、経験も積めないまま今日に至る。昨日は早速、年齢だけで職歴や学歴も聞かれずに派遣登録すら断れてしまった。

 貯金もないし、親は年金暮らしでカツカツの生活をしている。
 相変わらず焦って、今日も何も手につかなかった。

 でも、いや、「だから」、もう焦りや不安に振り回されるのをやめてみようと思う。

 とにかくダメなままの自分で進んじゃうこと。そして、今日できる何かを淡々とこなしてみること。もう、これしかない気がする。

 不器用で、下手くそで、行き当たりばったりでも、私にはそれしか思いつかないんだ。

 明日から、去年買ったまま手をつけてなかった、プログラミング学習動画を始める。今更な気もするけど、買ったんだもの、やってみよう。

 あわよくば、その動画を通して、自分のホームページを作ってみようと思う。自分がこれまで経験した、適応障害の時の自分の休め方、社会復帰した時のこと、社会復帰してから必要に感じたこと、たくさんの何かを発信できるモノにできたらいいな。

 あ、またハードルあげてる自分がいる。
 夢はほどほどに、自分に期待しすぎないこと。でも、諦めないこと。

 また明日、ノートを更新します。

田舎の町に、引きこもりの人も含めたフリースペース、フリースクール、そして職業訓練施設を作ることを夢見てます。応援していただけたら嬉しいです。