見出し画像

9.手技の使い分けテクニック


そもそも何の為にその手技を使うのか?

理由があります。
流れで施術は出来ますが、流れでやっていると
他の人と同じなので指名がつくはずがないです。
考えながらしていかないと。

指名の話はまたいつかします。

どういう効果があるのか分からず型にはまってやっているだけでは成長しません。

▪️拇指圧迫(ぼしあっぱく)押圧
筋肉を緩めることで血液やリンパの流れを促進します。持続性の圧迫法では、神経痛やけいれんなどの鎮痛・鎮けいの効果を図ります

☆sacademy的には筋肉に対して押す時に血を止めて、離れて流して、押して止めて、離れて流して、筋ポンプしている感じです。そこに持続圧や浸透圧など色々増えてきます。基本であり王道ですね。
これを鍛錬しないと駄目としか言えません。


▪️揉捏法(じゅうねつほう)
手のひらや親指、二本指、四本指などで筋肉をつかむようにしながら、筋肉を揉みほぐします。
手のひらは主に輪状揉捏(回す感じ)
拇指で線状揉捏(縦に切る)ラフィネだとこのクオリティが求められる。

筋の収縮を活発にし血の流れを良くすることで、血管を広げ新鮮な血液を行き渡らせます。揉捏法では筋肉が萎縮し硬くなることで起こる筋疲労などの回復や予防を図ります。

☆sacademy的にいうと圧す前後に緊張感のある筋肉をほぐす技です。
カチコチに硬い筋肉に対していきなり拇指圧迫したって指が入っていきません。
手のひらで表層筋をほぐし拇指で深層筋にアプローチ出来るといいですね。

▪️軽擦法(けいさつほう)
最初に軽く擦ることで、相手の骨や筋肉の硬さをチェックします。
そして筋肉の張りや痺れを緩和したり緊張を緩めます。
また最後に行うことでもみほぐした筋肉を鎮静させます。

▪️ 振戦法( しんせんほう)
目的は、リズミカルな振動を与えることで、神経や筋肉の働きを活発にすることです。揺らすことで皮膚の下にある血管が拡張し血流が改善する効果もあるとされています。

▪️叩打法(こうだほう)
リズミカルに軽く叩く方法です。血行を促進したりして神経や筋の興奮性を高める方法や、逆に興奮を鎮め鎮静的に働く方法があります。

☆sacademy的にはこの3つの手技はまず丁寧に。
野球でいうと4番バッターの主役では無く、
小細工が効く2番バッター的役割です。
無いと困る手技立ちです。


特に軽擦法はお客様の身体にタオルをかけたら1番始めにする手技です。

走って急いでこられたお客様なら、呼吸や心拍数が乱れているので先ずは背中に手を置いて呼吸のリズムを整えてもらい、ゆっくりゆっくりと大きく
軽擦法を行うだけでもリラックスモードに導入していけると思います。

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)

のゾーンまで行ったら施術しなくても何か、
終わりそうですけどね笑
究極ですね、触れただけでリラクゼーション。
余談ですがタッチセラピーもありますけどね。

いかがでしたでしょうか?

軽く挙げても大きく5つの手技を大体みんな持っています。

5つのドライバーを持っているようなもんです。
マイナス?プラス?ネジ穴を確かめながら色んな
手技でほぐしていきましょう。

イメージするだけで楽しいですよね😊

楽しめないと思っている人はまだ手技に迷いと自信がないのですね。ゆっくりでいいので軽擦法から
丁寧に毎日コツコツと行ってみましょう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?