4月の憂鬱に、Google Earthとプチ哲学
4月に入り、東京はようやくあたたかくなってきた。分厚いコートを脱いですこし薄着になった肌にあたるぬるい風や、植物の気配のあるすこしほこりっぽいにおい、あたたかい日差しをあびた桜の花の生命力、新社会人たちの新品のスプリングコートの張りを見ては、すこし憂鬱な気分になる人も多いのではないかと思う。季節の変わり目のなかでも特に冬から春になるときの変化は、まるですべてが変わるようで、ついていけない人が多いのもよくわかる。
思い出すのは、娘のあーちんが小学生だったときのことだ。彼女の学