素朴な疑問☆そして、素敵な勘違い☆
先日ふと、きっと長年思っていたのだろうなぁという事を
夫に聞かれました。
ベリーダンスで、
「肌の露出はみんな気にならないの?」と。
初めて見た時からずっと気になっていただろうなぁと思うけれど、
聞き方を間違えると(否定しているようで)あれだから、
ずっと聞くタイミングがなかったのだろうなぁと思います。
結婚10年目にして、ようやく聞かれたなぁと思いました(笑)。
気を遣ってくれていたのか、あんまり興味がなかったのか、
多分どちらもかな(笑)。
その素朴な疑問に対する私の答えは、
「ああ、メイクするからね!気にならないよ♪」
です。
舞台メイクをすれば、私だと気づかれないと思っている(笑)。
なので多少(?)体型が気になっても大丈夫♪
私は普段メガネをしないので、
メガネをかけたら別人になれるんじゃないかと思っているタイプ(笑)。
だいたい20代から60代、体型も華奢な人からふくよかな人まで
さまざまな方がいますが、共通していることは
みんな気にしていないというか、
それが気にならなくなるほどの魅力が、衣装にはある。
ベリーダンスを始めたころは、
発表会のこととか全く知らなくて、
自分が衣装を着るとは思っていなかったけれど、
一度、衣装を着ると、もう虜になってしまう☆
完全に自己満足の世界☆
普段、貴族でもないので(笑)、ドレスを着る機会はないけれど、
ベリーダンスなら、ドレスを着ているような気分が味わえる喜び。
私はですが(笑)。
そして、この時に普段のメイクをちょっと濃くしたくらいでは
かえって恥ずかしいので、
きちんとベリーダンスの舞台メイクをすることが大事です。
それにたいていの発表会は内輪だけのもの。
その後、スクールが変わり、
外で踊る機会も沢山出てきたけれど、
その頃にはもう完全にハマっているので、気にしてはいられない(笑)。
長女の部屋が、まだ机しか入っていないので、
普段練習するのに使っています。
コロナ前は市が運営する運動室(時間無制限200円!)で、
せっせと自主練に通っていましたが、
去年一度閉鎖されてからは行かなくなりました。
普段はレッスン着で練習をして、
発表前は、必ず衣装を着て練習します。
衣装を着るとまた全然違う。
そしてアクセサリーも必ずつけて練習してみる。
ピアスはキャッチがしっかりしていないと、
飛んでいくので・・・。
ネックレスやペンダント、重すぎて危ないなぁとか、
この長さだと上体を下げると抜けちゃうなぁとか、
気がつくことがいっぱいあります。
それでも一度、本番のパーティで踊りの最中に
スカートの裾を踏んで、
破けてしまった穴に足の指が入って動けなくなり、
仕方なく、引っかかった部分をちぎって、
踊ったことがありました。
そんな経験一つ一つが、勉強になります。
でも、出来る限り、本番では万全の態勢で。
今回は踊っている間に、スカートが下がってこないよう、
スカートのゴムを強めて落ちてこないように補修しました。
↑ 髪の毛は、例の天パです(笑)。髪はもう少し長い方が、ベリーダンスをするにはカッコ良いのだけれど、普段自分が人に与える印象として、ボブくらいのほうが合っている気がするので、大きな発表会が終わるとつい髪を切ってしまいます。普段の自分とベリーをしている自分との間の葛藤です(笑)。
また、スカートは通常おへそより10cmほど下位置で履くのですが、私の場合背が低い(153cm)ので、おへその下3cmくらい(笑)。スカート丈をあんまり短くすると、バランスやデザインが変わってしまうのではと思い、ギリギリです。
ちなみに上は普通のタンクトップを着ています。
ところで、この記事を書くにあたり、
夫に改めて肌の露出について聞いてみたら、
「え?全然気にならないよ」と普通に言われました。
「え~?!でも付き合い始めの頃とかは心配じゃなかった??」
と聞くと、
「あんたは昭和か!(笑)」とつっこまれました(笑)。
しつこく聞くと(笑)、「所有物と違うんやで!」とも。
そうか、本当に全然気にしてなかったんだなぁ(笑)。
・・・ということは、私か(笑)。
聞かれなかったのではなくて、
私が聞けなかった、
だけだった。
実際に聞かないと分からないものですね。
夫婦ですらこうなのだから、本当に人って面白い。
さまざまな人間関係の中で、
この人にきっとこう思われているのでは、とか
これは私に向けているのかな、とか
noteだと、コメント間違えた!、とか(笑)
心が揺れる。
冷静になると、そんなことはないな、と気がつくのですが。
分かりやすいのが、コンサートなどで
「きゃあ♡ 今、私を見たよね!見たよね!」と
盛り上がる事(笑)。
本気で思っていたとしても、潜在意識はきっと知っている(笑)。
でも「素敵な勘違い」をしたい☆
だからこそ、本や映画や音楽、芸術が生まれるのかな。
たとえ多くの人が感動した、ベストセラー、ベストヒットだとしても
それがみんな同じ感動ではないはず。
それぞれのポイントが違ったり、
同じポイントだとしても、同じ解釈ではないはず。
だけれど、それぞれが「これは自分のためのもの」と
思うことのできる素敵さ。
勘違いしているくらいがちょうどいい時は
あえて勘違いさせてもらうのも楽しい。
俳優の佐藤健さんの彼氏のようなLINEが有名ですね(笑)。
人に迷惑をかけなければ、素敵な勘違いもいいよねってことでもなくて、
勘違いによって、多少の迷惑をかけても、
許せる関係。
それが一番素敵なことなのかもしれないなぁと思います。