隣町の小さな図書館のそばには広い公園がある。私がゆっくりと本を選んでいる間、とっくに本を選び終えた子どもたちはお父さんと公園へ。
あとから私も追いかける。公園の木々は秋に入ってから剪定作業がずっと続いていたけれど、気付けばもう冬。すっかり枯れ木に。公園らしく、名前の書かれたプレートをつけている木もあったけれど、この木はどこを見渡しても見つけられず。この木はきっと枯れ木になってからの方が、不思議と目を惹くような気がする。なんかこんな時計あったような。「ジョージ・ネルソンのような裸木かな」」季語:裸木