![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43645879/rectangle_large_type_2_fdb5a3a409cad340f7edb323ee292bae.jpg?width=1200)
古民家内部の公開イベント①
グッドモーニングのトキオカです。
ひょんなことから築230年の古民家を譲り受けることになった僕たちグッドモーニング。今日は昨年9月に行った、古民家内部の公開イベントについてお伝えします。
イベントの開催
もともとこの古民家を譲り受けリノベーションしていこうとなったときに、僕たちには、まず「この立派な古民家の現状を、なるべく多くの人に見てもらいたい」という思いがありました。
230年に渡ってこの地に建ち、日々の人々の暮らしを見守ってきた古民家。
もちろん230年のあいだには、その時その時の暮らしに合わせていろいろな補修や改修がなされており、古民家はある意味で「つぎはぎ」の状況になっていました。
230年前の建材がそのまま残っている部分もあれば、新しい建材で補修してある箇所や改修、補修がされている場所も見受けられ。
また30年近く人が住んでいなかったこともあって、床が抜けたり階段が崩れていたりと、ずいぶんと傷んでいる箇所もありました。
この古民家を解体し、新しくリノベーションする前に、もともとあった姿を是非多くの方にご覧いただきたいと思い、建物の内部を掃除、一部を修繕し、住民の方への公開イベントを企画しました。
建物内部の補修
イベントの開催にあたり、まず経年劣化によりボロボロになり、一部抜けそうになっていた床の貼り替えを行いました。
これまでの床材を一旦全て撤去し、コンパネを設置。
またふすまや障子を取り除き、ひとつなぎの大きな空間に変更しました。
こうやって見ると、確かにデカい!
また天井材を撤去し、「厨子(ツシ)」と呼ばれる屋根裏部屋をそのまま開放することに。これによって萱葺屋根を内部から見ることができるようになり、その構造や雰囲気をさらに感じていただけるようになりました。
ちなみに「厨子」と呼ばれる屋根裏部屋では、もともとは茅葺屋根の材料となる葺き替え用の萱を保管したり、時代によってはカイコなどが飼われていたようです。
吹き抜けになった古民家は当然天井も高くなり、生活感が取り除かれたこともあって、より雰囲気のある空間になりました。
(ちなみに僕らはこれを「ネイキッドの状態にする」なんていってました。)
イベント開催に向けて
実はこの古民家内部の公開イベント、当初は昨年の6月の開催に向けて準備を進めていました。ただ、ここでまさかの新コロ発生。
安全の確保を最優先にイベントを3か月程度延期し、9月18日から20日の3日間に渡って開催することで、最終的な準備を進めていきました。
イベント前にはフライヤーも完成。
また僕たちメンバーが着用するTシャツも、制作。気合入りまくり(笑)
そうして準備を進めて行った古民家内部の公開イベント。
イベント当日には本当に多くの方に来ていただいたわけですが。その様子は次回の記事にてお伝えします。