サボテン

読書歴15年以上。人生を好転させる良書や本当に面白かった本を紹介しています。読書で人生…

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読書歴15年以上。人生を好転させる良書や本当に面白かった本を紹介しています。読書で人生が楽しく豊かになる!鼻で笑えるくらいの日記も書いています🌵

マガジン

  • 【サボテン読書】サボテンの人生を変えた本

    人生を好転させてくれるおすすめの良書を紹介しています。よかったら読んでみてください。

  • 【サボテン日記】日々のできごとや考えたこと

    生きていると、いいことも悪いこともある。つらく悲しい経験が自分を成長させ、いつかどこかで役に立つ。人生に無駄なことなんて1つもない。より道しながら、まわり道もするサボテン🌵の日記。

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運命の出会い

「人生には何度か、運命の出会いが訪れる」 一度目は家族との出会い。生まれた瞬間に、両親や兄弟、祖父母と出会う。 生まれる家は選べないし、疎遠になる人もいるが、誰もが確実に経験する、まさに運命の出会い。 ここから、それぞれの「運命の出会い」がはじまる。 私の場合、二度目は親友との出会い。おそらく親友とは20歳くらいまでに出会うことが多いのかな、と思う。 大人になってもずっと連絡を取り合うのは、ほとんど学生時代の友達だったりする。もちろん例外もあるけれど。 三度目の運

    • 好きで得意なこと=武器(チャンス)

      矢沢永吉さんが言っていた。 「今の若者の敵は、苦労したことがないことだ」 確かに今は物質的に恵まれていて、誰かに叱られることも少ない。我慢とか苦労をする機会は減っている。 ただ、今の若者には、昔の苦労とは違うタイプの苦労があるな、と感じる。昔は貧しさや指導の厳しさで苦労した。今の若者にとっての苦労は「未来の不透明さに対する不安」ではないだろうか。 大人の私でも、未来のことなんて全く予測できない。ここ数年、感染症・災害・戦争など、不測の事態が多すぎて、対応が追いつかなか

      • 息子が記憶を失った

        私には大学生の息子がいる。息子が高校3年生になってすぐのころ、コロナ禍となり、10日くらい休校になった。 外出もできないので、息子は自分の部屋で昼寝をしていた。しばらくして2階で足音がした。起きたのかな?と思っていたら、次の瞬間「ゴンッ ドッターン」とものすごい音がした。 ビックリして2階へ上がると、息子があおむけに倒れている。声をかけるとすぐに目を開けたが、一瞬気を失っていたようだ。 いったい何があったのか分からないが、おそらく寝ぼけてどこかにぶつかり、倒れて頭を打っ

        • 幸福の正体

          母が50歳をすぎた頃、老眼で、薬のビンに書いてある説明書きが見えなくて、いつも私にきいてきた。 「ねぇ、これ何錠って書いてある?」 「えー!これが見えないの?」 私は老眼というものを経験したことがないので、小さい文字が見えないという感覚が、どうも分からない。「お母さんも年を取ったな」と思っていた。 人は自分が実際に同じ経験をしないと、相手の感覚や感情を理解することができないものだ。 そんな私も今年、51歳になった。こうして文章を書いている今、しっかりと老眼鏡をかけてい

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        運命の出会い

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        • 【サボテン読書】サボテンの人生を変えた本
          10本
        • 【サボテン日記】日々のできごとや考えたこと
          20本

        記事

          別府弁天池

          山口県美祢市秋芳町にある「別府弁天池(名水百選)」に行ってきた。今年は異常に暑いので、涼をとるのにはちょうどいい。 透き通ったターコイズブルーの水は、見ているだけで癒される。「カルシウム」と「太陽光」があの美しい色を作り出しているらしい。近年インスタ映えスポット、パワースポットとして注目を浴びている。 たしかに映える!ずっと見てられる。いや、見ていたい。なんなら泳ぎたい!あ~飛び込みたい!ってなります(注:飲み水なので絶対だめです!) 弁天池には水汲み場があり、飲み水を

          別府弁天池

          自己紹介

          息子が二十歳になり、私の子育ては終わった。でも親って、子どもがいくつになっても心配する生き物らしい。 私の両親は早くに亡くなったので「もっと話をしたかったな」とか「もっと教わりたいことがあったのになぁ」と思うことが多かった。 父が亡くなった59歳まで、あと8年。親が亡くなった年齢に近づくと、自然と考えてしまう。「自分がいなくなった後、息子はしっかりと生きていけるだろうか?残してあげられる財産なんてないし、どうしたものか・・・」 結局「私が息子に残してあげられるのは、私の

          親の役目は子どもを自立させること

          息子が二十歳になった。子育てが終わる頃になって、しみじみ思うのは「親の役目は子どもを自立させることなんだな」ということ。 子どもが小さい時は、ただ元気でいてくれればいいと思っていた。でも子供が大きくなり、就職する頃になると「子どもを自立させること」を強く意識するようになる。 「子どもが小さい時に気づいていれば・・・」とすごく後悔した。神様、もう一度育て直させてください・・・ダメみたいです。 みなさんが私と同じ思いをしないように「子どもを自立させる方法」を全力でご紹介しま

          ¥100

          親の役目は子どもを自立させること

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          すべてが面倒くさいと思ったときに読んでほしい話

          10代のころの口癖は「めんどくさい」と「べつに」だった。 思春期になり、親と距離をとり始めたころ。なんだか親が鬱陶しく感じられた。とにかくすべてが面倒だった。 父に「学校どうだった?」と聞かれると「べつに」と答える。 母に「お皿洗って」と言われると「めんどくさい」と答える。 なんて生意気な子どもだ!自分の子どもなら確実にしばいている。お父さん、お母さん、ごめんなさい。 現在、そんな自分を棚に上げて子どもを叱るときに「自分の若いころを思い出して、なんだか申し訳ない気持

          すべてが面倒くさいと思ったときに読んでほしい話

          天才

          先日、YouTubeを見ていて崎山蒼志の音楽に出会った。中学生のときの動画で、ギターを抱えて堂々と歌っている姿に衝撃を受けた。 4歳から始めたというギターはプロ級に上手い。歌い方が個性的で、すでに仕上がっている。デビュー前に300曲以上つくった強者だ。 一瞬で魅了されてしまった。お気に入りは「燈(AKARI)」と「告白」また一人天才を見つけてしまった。 サザンオールスターズ、山下達郎、小田和正、松任谷由実、CHARA、宇多田ヒカル、あいみょん、米津玄師、藤井風・・・

          ヤモリをペットに認定するまでの道のり

          うちのリビングの窓には、カーテンがない。窓に「すりガラス」のようになる遮光シートを貼って「すだれ」で目隠しをしている。 毎年夏になると、その窓に2匹くらいヤモリがやってくる。ヤモリは漢字で「家守」と書く。害虫を食べてくれるので、家の守り神だと思っている。 たまに蜂や鳥に攻撃されるので、ハラハラしながら家族で見守っている。ほぼペットのような感覚になってきた。いないと心配になる。 夜になると、窓に集まってきた虫を捕まえて食べている。食べ放題! ときどきボタッという音ととも

          ヤモリをペットに認定するまでの道のり

          くり返し読む本が人格と人生をつくる

          「五感で感じたことは、人格に影響を与える」 だから、なるべくいい影響をあたえてくれるものを見聞きするように心掛けている。 悲惨なニュースやケンカのような討論は見ないし、文句や悪口ばかり言う人とはなるべく距離をとるようにしている。 ただ、心に余裕がある時にそれらを冷静に観察すると、人として「してはいけないこと」を教えてくれるので、反面教師として利用することもある。 何を見て、何を聞いて、どんな経験をするかによって、人格が形成される。このとき五感から刺激を受けて「どう考え

          くり返し読む本が人格と人生をつくる

          失敗や批判で落ち込まなくてもいい3つの理由

          1 失敗しないと成功しない 2 批判は貴重なアドバイス 3 他人は自分に興味がない 人は失敗や批判に対して落ち込み、頭の中で何度も反芻して、その記憶を自ら深く心に刻んでしまう。 何度も繰り返し考えたことは、脳の長期記憶に刻まれ、ずっと心に残るという脳の仕組みを知っているにもかかわらず、私たちはついつい悪い方に考えてしまう。 失敗したら「あのときこうすればよかった」とずっと後悔ばかりする。 批判されると腹を立てて、相手を批判しまくり、ずっと怒りが収まらない。 でも本当は

          失敗や批判で落ち込まなくてもいい3つの理由

          『バッタを倒しにアフリカへ』から情熱と勇気を分けてもらう

          「大好きなバッタの研究をしながら、アフリカの食糧問題を解決できる!」 夢をかなえるため、31歳の春、アフリカのモーリタニアで前野氏の挑戦が始まる。過酷な環境の中、数々の困難にぶつかりながらも決してあきらめない姿に心を打たれる。 やる気と勇気と笑いをくれる、最高の一冊。 なぜアフリカでサバクトビバッタが大発生するのか? 答えは、バッタは数が増えると変身する特殊能力をもっているから。 バッタの数が少ない集団を「孤独相」という。「孤独相」のバッタは、普通の緑色や茶色のおと

          『バッタを倒しにアフリカへ』から情熱と勇気を分けてもらう

          妖怪の町

          テレビで「水木しげる記念館」がリニューアルオープンしたというニュースを見て、10年前の家族旅行のことを思い出した。 子どもが小学生の頃、夏休みに鳥取県の水木しげるロードに遊びに行った。「ゲゲゲの鬼太郎」の聖地で、いたるところに妖怪の像があり、ほとんどのお店が妖怪関連のものを置いている「妖怪の町」だ。 休日には鬼太郎やねずみ男のキャラクターが町を練り歩き、気分をいっそう盛り上げてくれる。妖怪バスや妖怪電車、妖怪食品研究所、妖怪楽園など、とにかく怪しいものがたくさんあって楽し

          【サボテン日記】アイデアは情熱から生まれる

          小学生のとき『風の谷のナウシカ』を見て、こんなにすごいアニメがあるのかと驚いた。子どもなので「ナウシカのように動物と話せたら楽しいだろうな」とか「私も空を飛んでみたいな」なんてのんきなことを思っていたが、じつは戦争や自然がテーマになっている。 最新作の『君たちはどう生きるか』がゴールデングローブ賞を受賞した。宮崎駿監督が感銘を受けた小説『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎)と同じタイトルだ。ストーリーはまったく違うが、どちらも少年が悩みながら成長していく姿を描いている。「人

          【サボテン日記】アイデアは情熱から生まれる

          【読書効果】本を読まない人は装備なしで戦っている

          「本は人生を生き抜くための武器であり、自分を守るための防具である」 人生には、常に問題や悩みがつきまとう。 本を読まない人は、人生という戦場で、武器も防具も装備せずに戦っているようなものだ。 とうぜん傷だらけになる。 私は若いころ、ほとんど本を読まなかった。だから傷が癒える前に新しい傷をつくり、見るも無残なありさまだった。心はボロボロで元気がなく、いつもイライラしていた。 30代は仕事や子育て、人間関係で悩むことが増えて、心が限界をむかえた。なんだかつらくて、藁にも

          【読書効果】本を読まない人は装備なしで戦っている