私が生まれ育った街は「ド」がつくくらいの「田舎」
映画を観に行こうと思ったら電車を乗り継ぎ、1日仕事になる。
初めて観た映画は「東映まんがまつり」だったと思う。
数本の子ども向き映画が抱き合わせになっていた。
だからかなり長時間になったように思う。
どの映画が抱き合わせになっていたかは覚えていないが、その時の一番最後に上映された「龍の子太郎」だけは薄っすらと憶えている。
当時はチケットを買えば一日中観ていられる映画館。
今のシネコンみたいにきれいではない、ちょっと薄汚れた映画館。
長時間の映画にお尻が痛くなりお尻の痛みに耐えながら、一番最後に観た「龍の子太郎」
母と弟との懐かしい思い出である。
#映画館の思い出