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前回の記事で、活性酸素について書きました。
https://note.com/sabikatsu/n/n8e99b05e369d
活性酸素にはいくつかタイプがあって体に対して良い働きをするものあるのですが、私の言う活性酸素は、”ヒドロキシラジカル”という活性酸素です。これが「体が錆びる」元になります。
そして、このヒドロキシラジカルを消す薬は無いから、抗酸化作用のある食べ物やサプリを摂りましょう、と言われるのです。
ところが、唯一ひとつだけヒドロキシラジカルを直接消せる物質が地球上に存在します。
それは・・・水素です!
2007年、日本医科大名誉教授の太田先生の研究グループが、動物実験で水素が活性酸素を除去する働きをしたことを発表し、話題になりました。
水素風呂の装置や水素水が爆発的に売れた水素ブームが起きたのは、これからしばらくたってからのことです。
そんなに水素がすごいのに、どうしてブームが去ったのか・・・
ここには大きな問題がありました。
水素は抜けるからなんです。
水兵りーべ ぼく の 船・・・
学校の理科の授業で元素記号票をこんな風に暗記したことはありませんか?
一番最初に出てくる「水」はH、水素のこと。
なぜ一番最初かというと、地球上で一番軽い物質だから。
なので世の中に流通している水素水や水素吸入器で頑張って水素を摂っても、身体に吸収される前にほとんどが出て行ってしまうんです。
それで「水素は効果がない」なんて言われるようになってしまった。
でも、現在でも各地の大学病院などで水素治療は研究されているし、東京千駄ヶ谷の慶応病院の救命救急センターには水素吸入装置があり、心肺停止で運ばれていた患者さんに水素吸入をしながら蘇生を行ったところ予後が水素無しよりも良かったという発表もありました。
理論的にも
ヒドロキシラジカル(・OH)に水素(H)を足すとH2O・・・水になります。活性酸素ヒドロキシラジカルに水素が加わると、水に変化して消えてしまうという理屈です。
水素自体は身体にとって良い働きをするのは確かなんですが、医療施設レベルの水素の装置が簡単に手に入るわけでもない。ブームの際は、本当に水素入ってるの?レベルの怪しい商品もたくさん出回っていた。
それで
「水素?なんか胡散臭い!」
と思われるようになってしまったというところです。
私は運よく大学の研究者たちも研究対象にしている、とある水素グッズと出会ったので、毎日水素を摂れています。
朝から晩まで、Hな生活です(笑)