生き物(細胞)は空気と水で出来ている①
ヒトに限らず、多くの生物の最小単位は細胞です。
その細胞がたくさん集まって、生物は形成されています。
その細胞が活動するために必要なのが、空気(酸素)。
身体に取り込んだ酸素を使って栄養素を分解・エネルギーを
作りだし、生命活動を維持しています。
この、酸素を使って栄養素を分解するときに代謝物として
出来てしまうのが、活性酸素です。
Google AIによる概要
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細胞は酸素を取り入れて、栄養分を分解してエネルギーを取り出し、生命活動を行っています。酸素は細胞内のミトコンドリアで、ブドウ糖を解糖してエネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)を合成する「好気呼吸」の過程で必要になります。
酸素の役割は次のとおりです。
生命活動に必要なエネルギー(ATP)を細胞内で生成する燃料として働く
酸素によってブドウ糖が解糖されることを「酸化」と呼び、この酸化作用によってエネルギーを生み出すことを「代謝」と呼ぶ
酸素は、肺で血液中に溶け込みヘモグロビンに吸収されて細胞まで運ばれます。
一方、酸素は外部からの刺激を受け、反応性の高い活性酸素に変化することもあります。活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰に産生されると細胞を傷害し、がんや心血管疾患、生活習慣病などの疾患をもたらす要因となります。
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健康に気を付けて抗酸化食品やサプリを摂ったとしても、
吸った空気の一部は絶対に活性酸素になるので、生きている以上、
活性酸素ゼロの人間なんていません。
ましてや食品添加物、ストレス、化学物質 etc・・・
身体の中で様々なものを代謝しなければいけない世の中、
たくさんの活性酸素が私たちの体の中で生成されています。
本来人間は、SODと呼ばれる活性酸素を無毒化する酵素を
持っています。ですが、酵素の量は人により個人差があります。
また、このSOD酵素は50歳を前後から急激に減っていきます。
この年代を境に急激に生活習慣病や体調不良が増えていくのは、
体内で 活性酸素>SOD酵素 となり、酸化(サビ化)が
進むからだそうです。
ですから、普段から、特に中高年に差し掛かった時期からは、
いかにこの活性酸素を体内で減らしていくか(サビ活)が、
健康のカギとなります。