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業界の特徴を知ろう!👉〈ドラッグストア編〉

 こんにちは、FPの本丸です。

事業構造を知る一歩として、業界別に特徴をまとめていきます。

初回は私たちの身近なドラッグストアを取り上げてみました。 事業構造については別で詳しく書いてますので、こちらを読まれる前にどうぞ<(_ _)>

ではさっそく進めていきましょう。

①ドラッグストア業界の市場規模

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まずはドラッグストアの市場規模(売上高と総店舗数)です。

ドラッグストアの2019年の売上規模は7.7兆円。店舗数はおよそ2万店。2030年の売上高は、現在より3割近く伸びる予測となっています。

比較のために、スーパーマーケットの同時期の売上規模を調べたところ、 約12.4兆円となっています。※日本チェーンストア協会(販売統計)による。

2030年頃の、ドラッグストアを含めた小売り業界の勢力図は、どうなっているか気になりますね。 大きく変わっているなら株価も変わっているはず。


次に、ドラッグストア業界の商品別にシェアを並べてみました。

②ドラッグストア業界の特徴

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上図からわかるポイントは以下のとおりです。

赤色の調剤薬と食品のシェアがまだ低く、まだまだ成長の余地あり。
・粗利率の高い医薬品と化粧品で稼ぐ➡その原資で食品を値下げし、ライバル(スーパーやコンビニ)から顧客流入アップを狙う。

これがドラッグストア業界の、基本的な市場戦略といっていいでしょう。 

もちろん個別企業の特徴や戦略は異なりますし、元々調剤薬局からスタートしたり、食品のシェアが元々高かったりしますのでご了承ください。   ※各自企業の”企業構造”がそれぞれ異なりますので。


③ドラッグストア売上高と時価総額ランキング

3つ目に、業界の売上高順位とグループの特徴をまとめました。時価総額とPBRも載せています。※3/17現在

例えば、下から3番目のクリエイトSD、売上高は8位ですが、時価総額は9位になっています。PBRも10社平均を下回っています。

これは売上規模に対して市場評価(株価)は低いという事を意味します。 そうした意味では、投資妙味はあると思いますが、できるだけ その原因(個別の企業構造)まで調べてから投資する方がいいでしょう。

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単純に、PERやPBRが低いからと言って買うと失敗する原因は、だいたい中身をよく知らないままで買ってしまうからです。所謂バリュートラップです。

これは経験からですが、株価がうごく要因は様々ありますが、より影響を及ぼしやすいのが、市場環境や企業をとりまく事業環境だと考えています。

そうは言っても、個別企業のおかれた事情を完全に把握するのは困難です。ですから、せめて業界のシンプルな構造要因だけでも、知ってから投資しましょうというのが、このテーマの趣旨となっています。

もちろんテクニカル分析だけで買うのも、お勧めはしません。たまたまうまく行くことはありますが、やはり中身の土台があってのテクニカル分析です

テクニカルで買う時は、短期と割り切って買う事をお勧めします。

初回は以上になります、最後までお付き合いありがとうございました。いかがだったでしょうか? 感想や要望もお寄せ頂ければ、励みになります。

私はFPなので、このテーマとは、別に投資信託の話なども、ぜひ書いていきたいと思います。ではまたお会いしましょう。(^_-)-☆




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