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【中国語学習3コマ漫画】17:元素の話を少しだけ

 

 高校生の時、化学の授業の第一回目に、先生が唐突に、元素の周期表を覚えろ、とおっしゃいました。あの「水兵リーベ僕の船」ってやつです。
 表についての説明すら一切なく、まずは覚えないと話にならないから、ということでした。
 結局、その後の授業もそんな調子で、私はついていけず、赤点ばかり取っていました。

 大人になってから、宇宙について勉強する機会があり、そこでまた元素の周期表が出てきました。

 ビッグバンのあと、最初にできた元素は水素とヘリウムだということ、そして、恒星の核反応により鉄までの元素ができたこと、超新星爆発で鉄より重い元素ができたこと…などなど。

 宇宙の誕生や、星の一生にまつわる元素を、ある程度まで周期表に沿って辿ることができると知った私は、壮大なロマンに感動しながらも、ふつふつと湧き上がる怒りを抑えることができませんでした。

 「…なんなんだよ…!?
 周期表、実はロマンの塊じゃん!
 こんなすごいこと、何で今まで誰も教えてくれなかったんだよ!?
 化学の授業の第一回目でやるべき内容これじゃん!!😠😠😡😡😡

 …とは言え、私が化学の授業を受けていたのは、まだ冥王星が惑星に分類されていた頃ですから、もしかしたら当時はまだ解明されていなかった事柄もあったのかもしれませんけど。

 さて、中国語の検定試験の文章のテーマによっては、「氢 qīng(水素)」、「二氧化碳 èr yǎng huà tàn(二酸化炭素)」などが出てきそうな気もするので、元素の漢字表記に慣れておこうと思い、このテーマを取り上げてみました。

 中国語の元素の漢字表記は難しいですが、わかりやすい点もあって、常温で気体のものはきがまえ、液体だとさんずい(水銀は“汞gǒng”)、固体だと石偏、金属は金偏の漢字になっています。
 詳しくは以下のリンクをご覧ください。

 今回は作画は手抜きでしたが、裏取りと文字入力で非常に骨が折れました…。伝えたいことは盛り込めたので満足です!!

 宇宙と元素の周期表について、TELSTAR様のサイトが分かりやすかったので、以下にリンクを貼らせていただきました。

 以下は今回の参考文献のリンクです。
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