見出し画像

2024/11/21(木) 日記。くすりが不足しているらしい。リバー流れないでよ。半身で働こう。

メンタルクリニック。一ヶ月ぶりに。
表情が良くなったと、先生に言われる。
先生それは、たぶん、今日は僕、マスクしてないからじゃないかな。

お腹の具合があまり良くないので、それようのくすりを処方してもらう。

薬局へ行くと、そのくすりは今問屋にもなくて、別のくすりに替えてもらうよう医師に連絡していいですか、とのこと。
くすりが不足しているとニュースでよく言っているが、本当だったのだな。

一回帰って、今度は、ゴッドハンドに整体してもらいに。
先日のぎっくり腰のあと、腰はそう悪くないのだが、右脚全体が痛かったり痺れた感じがする。
魔法はすぐには効かないが、最悪の状態を回避してくれる。

昼、めったに買わない惣菜屋さんでサバの塩焼きと野菜のいろいろはいったやつを。
家の白ご飯で食す。

アマプラで、「リバー流れないでよ」というのを見る。
京都の貴船の旅館で、何故か時間が12分、繰り返される事態に。
「恋はデジャ・ブ」や涼宮ハルヒのエンドレスエイトと似た設定。
思ったより面白かった。
12分ごとにヒロインの旅館の女中が川のほとりに立っているところに戻ってスタートするのだが、
その12分間はカメラがノンストップの長回しなのだ。
役者さんは段取り通りに出たり入ったり、お芝居をするので、舞台演劇の要素が多分にある。
もしかして、原作は舞台なのかな?

だが実際の貴船で本物の雪景色の中で走り回ったりするのが美しい、映画ならではの映像を楽しめる。

繰り返しの中で話はどんどんと展開していく意外性を楽しみ一気に最後まで見せられてしまった。

もう一度冒頭シーンにもどって見てみると、いきなり伏線が散りばめられていたのだったが、そんなもの憶えてないわ。
あ、そうそう、エンドロールで初めて知った、音楽は元「たま」の滝本晃司さんだった。なるほど。素晴らしい。

夕方、バルコニーの網戸を元に戻そうとするが、なかなかはまらない。
一枚ははまったが、もう一枚がいくらやってもはまらない。。。
1時間くらいがんばっていたら、妻が帰ってきたので手伝ってもらったらすぐにはまった。
サッシに重ねるようにしてはめたらよかったのだ。

夕飯は豚の角煮。

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」読了。
読みやすくかつ読み応えがあった。
結論をひとことで言うと、日本人は働き過ぎなので本を読むため、自分の好きなことをするため、自分の人生を守るため「半身で働こう」という呼びかけ。
僕はずっと憧れている。
まんが道の満賀道雄が最初新聞社で働きながらまんがを描いていたのをいいなあと思っていたのだ。
あるいは、銀行員とフォークシンガーを兼ねていた小椋佳。
広告会社のサラリーマンと漫画家のしりあがり寿。
しかし、、、
二足のわらじが出来る人はやはり、結局働き過ぎになるのではないかな。

この本によると読書とは「自分から遠く離れた文脈に触れること」
それは「ノイズ」を取り込むこと。

近代社会、情報化社会は、ノイズを排除する方向に進んでいる。
自己啓発本はノイズを除去した情報を提供する。
それほど今の人々は、「仕事」に自分の人生を捧げてしまっているのだ。
ノイズを受け入れる余裕がない。

みなさん、仕事に人生を捧げるのは半分くらいにして、別の人生を持ってみませんか、という提案。

最近、また本を読めるようになってきた僕は、こころにノイズを受け入れる余裕が持てているのかな。

いいなと思ったら応援しよう!