縄文人なので旅に出る~神在月の出雲大社初めて山陰へ~
いつもお世話になっております。
するめでございます。
事の始まりは、母からのLINEで「10月の神在月の出雲に行きたくない?」と送られてきて、10月は忙しい!無理!と返すとピエンと返してくるもうすぐ70歳女子。数日経ってからそんなに行きたいのかなと思い、11月だったらいいよ。と送ると秒で「旧暦だから11月が神在月!」と返してきて。
なら最初っから言えよ。
思い焦がれて、出雲大社
するめは、出雲大社へ行きたいと思いつつもなかなか行けなくて思いばかりが馳せてたんですがそもそも山陰へも行ったことがなく。島根県までどうやって行こうか悩んでおりました。
するめは、静岡県在住
母は、大阪在住
新幹線と特急で行くと半端ない時間がかかる。今更、サンライズ出雲なんて取れない。うぅーんと考えて!飛行機しかないな!と人生3回目の飛行機で出雲へ行きました。
するめは、富士山空港から行こうと思ったのですが!FDA高すぎる!まさかの4万円近くするなら新幹線で大阪帰って伊丹空港から飛行機で行った方が安いってどうゆうこと?と思いながら。母は35年前以来なので一緒に伊丹空港から乗ることに。
伊丹空港から出雲空港までは、35分のフライト
優雅なフライトですが、するめ!飛行機は若干の怖さと酔いがあるので、目を瞑りながら安全を祈りながら出雲へ。空港と出雲大社までは連絡バスがあり、降り口ゲート出てすぐ左に券売機があり、現金とPAY系は使えるけど、クレジットカードは使えなく何度も、クレジットカードをピッてする始末。
揺られること1時間弱、念願叶って出雲大社へ
大きいしめ縄は、神楽殿。大社のしめ縄を見て、母と思ったより小さい・・と呟くもこっちが大きいしめ縄。
もう、お金は刺さらないようになっておりました。
こっちが大社
屋根がとても綺麗で何枚も何枚も木が折り重なって素晴らしかった。基本が罰当たりみたいなものですから、何度か屋根を触ろうとして母に怒られる。
昔から変らないね。大人になれきれないのでございます。
見よ!このスビッと!
建物見るの大好きなのですが、寺社仏閣の屋根のスビッと上がっている所が何故か猛烈に好きなんでございます。これ見るとむふふと笑みが出て写真とってしまいます。
後ろから逆光~Photoshopでどうにかしろよ~
至るところに社があり、行列をなして皆さんなむなむしており、どれがどの神様なのかは分からないけれども、しげしげと見てはふーんと言いながらなむなむ。
ここからするめのロマンが始まります~古代史大好き~
写真には取らなかったのですが、神在月にだけ出す像があり「龍蛇神」を見ました。稲佐の浜にやってきたのは、国譲りの時に大国主命がやってきたと思っていましたが、御使神の龍蛇神が海からやってきたそうです。
ここらあたりは龍や蛇などの神様が多い。森の神様となってることもある。
龍神となると水の神様ですが、龍蛇神は、水と火の神様だそうで。お守りがあったので早速買いました。あと、龍蛇神は宇賀神に似てる。神仏習合したのかな。それとも渡来してきたのかな。
北の地方に行くと、森の神様って熊のことがおおい。
こんなことを考えると、浪漫ですね~。
ひとしきり、参拝しまくり島根県古代出雲歴史博物館へ
企画展で出雲大社と伊勢神宮をやっていて、とても勉強になる展示で色々見すぎたせいで、母はもう博物館で座って「見終わったら教えて」と椅子に座りこみ。のびのびと見る末っ子のするめでした。
国譲りをして得られたのは、稲作、たたら技術(製鉄)、酒造り。これが、島根を今も支えている産業と考えればなんてロマン溢れる場所なんだと。
今も年に1度玉鋼を作っているドキュメンタリーを見てたので、歴史博物館の展示はたまらなくおもしろいものでした。
あと、壁一面に青銅の剣があり、出土したものを飾っていてこれだけを見るために博物館に入っていいぐらいです。
また行きたい!!もっとゆっくり見たかったのですが、お宿は玉造温泉でしたので、電車で向かいました。
次回、出雲の酒造りに感動するの巻
というか、母の疲れ度合いを考えながらの旅なので日御碕神社の龍神祭に行けなかったので今度は1人旅の神在月の出雲へ行きたいと思います。
ほんだらまた!