日記｜なんか、落ち込むわ・・。
事務職、36歳になっても、いつも面白いことや、楽しいことがないかと思って生きてはいるが、やっぱり刺激的なことはそうそう起こらない。
音楽を聴き、仕事帰りに海を見るのが一番の楽しみ。
普段、落ち込んだりすると、周りのせいにする。
ホルモンバランスのせい、低気圧のせい、台風のせい、雨のせいと。
自分が悪いとはあんまり考えないのだが、今回は、自分のせいやな～とめちゃくちゃ落ち込んでいる。
人が落ち込む時は、するめ統計だと、8割方は人間関係と思っているのだが、その人間関係で落ち込んでいる。
友達が相談をしてきた。
前職で同期だったのが、今は友達になっているやつなんだが、その一緒に働いていた会社で、起きた出来事を今でもムカついていて、どうにかして、そいつを貶めたいという内容だった。
もう、同僚でもないし、私も友達も退職して、6年以上経っているが、友達だから、その内容を聞いて「へぇそんなことがあったんや！」と気持ちに寄り添った。
人に話せば、気が楽にもなるだろうな～と思った。
だが、友達でも全てを肯定するっていうスタンスは嫌だし、内容を聞いて感じたことを、こう話した。
「貶めたいという気持ちは分かるが、もう多分その人にはバチが当たってると思うで」
「あんたをそんな風に感じることをしたんだから、絶対にバチは当たっているに違いない」
「私は、因果応報を信じてる。というか、実際に自分が悪いことをした時に、返ってきたことがあるから」
「だから、あんたも何かしてやろうと思わないほうがいいと思う。逆もしかりで、良いことをすると返ってくるから、絶対に」
と言った。
その時友達は、
「するめ～ありがとう。聞いてくれてスッキリした。そうだよな絶対、あいつにバチが当たってるよな～」と言っていた。
私は、良かったと思った。解決した。
そもそも友達が、本当に貶めたりするような人ではないと思ってたから。
だが、友達としては、全然解決していなかった。
前職で働いていた会社の役員は、今でも飲みに行く友達だ。
いわば、静岡の母のような存在で、その役員はいつも私のことを友達と呼んでくれる。
電話がかかってきた時に、飲みの誘いしてくれたのに返すの忘れてた！と謝ろうと思って電話で出たら
「あんた、まだあの子と会ってる？」と友達のことを聞かれたもんで
「あ～この間、会いましたし、そもそも週に1回ぐらいずっとLINEしてますよ～」と私は答えた。
「あの子大丈夫？何か変なLINEが来たんだけど・・・」と言われて、まさかと思い心臓がバクバクした。
どんな内容かを聞いたら、相談を受けた内容だった。
そうか、解決してなかったんだ・・・。
しかも、貶めようとしている。
友達が悩んでた元凶の人は、まだ、私たちが働いていた会社で勤めているので、役員へLINEしたということは、その元凶の人をどうにかしてくれるのではないか？と思った行動だと私は思った。
何故、送る前に言ってくれなかったんだろう・・・。
反対するのを分かってたから、言いづらかったんだろう・・。
友達じゃなかったんだろうか・・・。
何故、人を貶める行動をとるんだろう・・・。
と、グルグルと思考が巡る。
私には、少し潔癖なところがある。
お金に対して、ケチだったり、だらしない人が嫌い。
人を貶める人が嫌い。
こういう人は自分には、合わないと思っているので、そういう態度を取ると、自ら、友達関係を切るようにしている。
が、1人だけ、お金にだらしなくて友達を辞めた人がいるだが、今でも後悔して、願うならもう一度、友達になりたいと思っているが、それはもう叶わない。
ただ、若くて、私がこう決めたからという理由だけで、今まで積み重ねた関係を自分でぶち壊してしまった。
もう、そんな事はしたくないし、もっと度量の深い人間になろうと思った。
だけど、一瞬だけ揺らいでしまった。
なんで、私に嘘ついたの？って。
ちがうんだ。私が解決した、と思いたかっただけで、友達はそんなこと思ってなかったんだ。
その友達が落ち込んでた時に、かけた言葉がある。
「あんたが、どんなことしようが、悪に手を染めようが、ずっと友達だよ。だって、それが友達ってもんでしょ？」
2000年代が青春だった私には、「ズッ友」や「19ジューク」、「326みつる」の言葉が、今も脳に刷り込まれている。
友達は、大切だって。
友達に掛けた言葉が、私に返ってきた。