【映画感想】シャン・チー/テン・リングスの伝説を観た【ネタバレあり】
膝に猫が乗る季節になった鯖の味噌煮です。
サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チーには秘密があった。父親が頭領の伝説的な犯罪組織『テン・リングス』のリーダーで、彼はかつてその下で武術を身に付け、ある時に脱走したのだ。そんな彼の元に父親からの刺客が現れる。逃げられなかった宿命はやがて世界を巻き込む災厄へと変わりーー
2021年の映画です。映画館で観て、めちゃくちゃ興奮した映画です。文句なしの星5🌟🌟🌟🌟🌟ですかねー。
この映画は『ブラック・ウィドウ』から始まったMCUのフェーズ4の2作目でした。正直、滑り出しとしては地味なキャラクターだなーと思っていましたが、世界観といいアクションといい、MCUはまだこんな隠し球を持っていたのかとめちゃくちゃ感心していました。ヒーローのオリジンって散々観てきたわけなんですけどもとても新鮮な気持ちでシャン・チーというキャラクターを受け入れられました。
アクションが素晴らしい。僕が個人的にカンフーが好きなのもありますし、久々にここまで濃厚な肉弾戦やってくれたっていうのもあって楽しかったですね。そして一番興奮したのは作中アイテムのテン・リングスのモーション。腕輪という装備からは考えられないほどダイナミックに動いてくれて心の中の小学生が歓声上げてましたね。めちゃくちゃカッコよかった。
あとストーリーが良かったです。今回、ヴィランであるウェン・ウーが父親ということもあり、主人公のバックグランドと重なるところが多く、話が散らばることなく双方の掘り下げが成されたことがストーリーに深みを与えていたと思います。家族としての描写がきっちりされたからこそ、ウェン・ウーがシャン・チーを庇ったシーンにて、どれだけ歪んでいてもそこには愛があったのだなぁとストンと納得できたような気がします。
いやぁ単独作もいいですけども早くアベンジャーズやってほしいですね。シャン・チーがヒーローとして活躍しているところを観たいです。
あと、エブエブの方も観たくなったので今度観て感想を投稿します。