がん転移での苦しみを癒やしてくれた出来事 〜本音でものが言える友だち〜
一昨日がんが肺へ転移していると知り、思い出しては涙がこぼれ落ちてしまう1日を過ごした昨日。
すぐに気持ちがモヤモヤ状態に陥ってしまうため、気分転換にカフェに出かけることにした。そして家を出ようとしたら、宅急便の方が見えました。お届け物です。
「Amazonです」と言われるも、何も注文していないのでちょっと不安に思いながら宛先を見てみた。すると、わたしの住所と名前がすべて英語で書かれている。
中を開けてみたら、昨年まで日本に住んでいた、友だちのCharlieからのプレゼントだとわかった。
プレゼントはたくさん。
お守りとスヌーピーグッズ(ノート、ペン、そしてマグ)が!
今はだいぶシンプルなものが好きなわたしだけれど、Charlieと出会ったころはスヌーピーもわたしの大好きなキャラクターの1つだった。
だからCharlieはスヌーピーグッズを選んでくれたのがわかる。
わたしはカフェに行くことが好きだし、文房具も大好き。
それでマグカップや文房具を選んでくれたんだ、きっと。
「お守りもネットで買えるのか!」とびっくりもしたけれど、今わたしががんに罹患しているから、Charlieが「これがいい!」ということでお守りを選んでくれたのかもしれない。
1つ1つのプレゼントを見て思いやりが感じられて、涙がこみあげてきた。
さらにプレゼントごとにメッセージが添えられていた。
メッセージがうれしすぎて、切り取ってノートに貼り付けてみた♡
Charlieは今は母国のイギリスで生活をしている。
今はコロナ禍で輸送時間がかかってしまうので、日本のAmazonから送ることを選んだという、Charlie。頭がいい。
わたしは辛いことがあると、Charlieに相談したり話を聞いてもらったりすることが多い。
Charlieはわたしより約10歳年下なのだけれど、どこかわたしよりお姉さんなのだ。冷静にいろんな意見をくれたり、寄り添ってくれたりする。
何より本音でものを言えるのがCharlieなのだ。
がんの転移がわかったときも心がざわついてしまって、Charlieと別のイギリス人の友だちBちゃんと繋がっているMessengerに書き込みをした。
2人ともいつもわたしの心に寄り添ってくれる。
辛くて涙しか出てこないのだけれど、寄り添ってくれるあったかい友だちがいることで救われる思いをしているわたし。
そのあたたかさがしんどい心を癒やしてくれた。
ありがとう。
遠くに住んでいるけれど、心はいちばん近くで話せる友だちがいることをうれしく思うよ。