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2023年映画館で楽しんだこと
2023年178本の新作作品を映画館で観た。でも、それ以外にも映画館で楽しんだことが、3つある。
まず、コンサートの上映。
今年は豊作だった。嵐、中島みゆきなど、日本人アーティストはもちろんのこと、大物海外アーティストの予約不可能な豪華ツアーが映画化された。
テイラー・スイフト「THE ERAS TOUR」、ビヨンセ「Renaissance:A Film by Beyonce」。
この二つは本当に凄かった。まだやってる映画館あるので興味ある方はぜひとも観ることをオススメする。
どちらも歌や踊りはもちろんのこと、舞台装置や照明など、エンタメとしての完成度が非常に高く圧倒された。3時間超の長丁場も感動してる間にあっという間に終わった。
映画と違って緩急なく、ほぼ常にクライマックス。コンサートって、凄い。そしてテイラー・スイフトもビヨンセも体力も半端ない。
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このクオリティが映画館の大スクリーンでたったの2,000円で観ることができる。これはどう考えてもお得だ。
ツアーのリハーサルシーンやツアー会場に集まる観客の様子も取り上げられており、まるでその場にいるかのような臨場感も味わえる。
次に、演劇。
英国ナショナル・シアターのセレクトによる、優れた演劇作品を収録し、映画館で上映。というイベントがTOHOシネマズなどで時々開催されている。今年初めて行ってみたら、めちゃくちゃ良かった。
名優たちの演じる、シェイクスピア作品「リア王」「ロミオとジュリエット」「ハムレット」、その他にも舞台で好評で映画やドラマになった最新トレンドの評価高い舞台作品たちを3,000円で観ることができる。
ベネディクト・カンバーバッチの演じる「ハムレット」は、午前0時に発売スタートし、明け方には完売してしまったという人気であった(その後2回追加上映が発表された)。
ちなみにこちらは3-4時間の作品も多く、その場合は15分のトイレ&飲み物休憩があるのでご安心を。
コンサートも演劇も、もちろん生で会場で聴くのがベストではある。しかし遠方で行けなかったり、何よりチケット争奪戦に疲れてしまう。そんな時にお手軽でスマホで簡単に予約できる映画館上映は大変ありがたい。
最後に、新作ではない、過去の映画のリバイバル上映。
その中の一部は3Dリマスタ版として、より美しい画面で甦っていた。
「タイタニック」「ゴーストワールド」「アメリ」など、当時の自分の感想と照らし合わせて視聴した。ひとりでももちろん楽しめる。
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でも、同じく当時作品を観た友人と行くと更に盛り上がること間違いなし。あの時は誰とどこで観た、こう感じたけど今回は違ったなーとか、視聴後の会話も楽しい。
映画館は進化している。様々なエンターテイメントを楽しめる場としての素晴らしさを、より痛感した2023年であった。