私には勇気がある。でも、知らず知らずのうちに誰かの勇気をくじいていた。
タイトルの通りです。
大事な事に気が付いたので、
読み返せるようにnoteに書いておきます。
きっかけは、アドラー心理学入門の本を読んでです。
アドラー心理学は、なんとなく知ってましたが、本を読んで改めて学び直してみると、実践できてない事も多くあると気が付きました。
なぜ私は勇気があるといえるのか?
もちろん、完璧に勇気があるとは言えません。
でも、本に書いてある定義に準えると、自己認識の上では、結構、該当してる資質が多くありました。
あえていうなら、若干、悲観的だったり、競争的だったりするかな、とは思いますが、
基本的には、自立しており、自分の能力を信じ、自分の弱さも認め、失敗も成長の機会と捉えるマインドは持ってると思っているので、勇気があるタイプだと思います。
リスクテイクはあんまり得意じゃないですが、困難を克服する努力は結構できるタイプだと思います。
なぜ相手の勇気をくじいていたのか?
「勇気がある人=勇気づけできる人」ではないというのが、はじめの気付きでした。
てっきり、私という存在は、勇気を持って生きているから、周囲にも勇気を与えているんじゃないかと、勘違いしてました。
本によると、
勇気をくじく人は、原因志向で、細部にこだわり、結果を重視し、人との競争を重視する、という特徴があるそうです。
驚くほど、自分が該当しているし、
会社の評価制度に従順であればあるほど、
アドラー心理学的には、相手の勇気をくじいてしまっていたのか、となんとも言えない気分になりました。
私は自分のミスを振り返り、
細部にわたって調べ、
原因を特定し、
二度と同じ過ちをしないことで成長してきました。
結果にこだわる事は、
プロ意識の表れでもあり、
プロの世界においては、人との競争も不可避でした。
そして、このプロセスは、ビジネス現場では、一定の効果があり汎用性もあります。
しかし、これこそが、勇気をくじく人の特徴だというのです。(ショック)
勇気づける人になるためには?
勇気づける人の特徴を持つために、
まずは自分自身の成長の方法をアップグレードしないといけないと感じました。
学校の勉強的に、
どこで間違えたのか模範解答と自分の回答を比べて原因特定するのではなく、
コーチング的発想で、
目的に向かってプロセスが合理的であるのか、
理想と現実とのギャップを客観視しながら、
うまくいってる所にもっと自覚的にタスクを進めていけるといいのかな、と思います。
中高時代のガリ勉気質の自分が今の自分を作っているという部分もあるので、
間違え(失点)を減らせば、
おのずと点数や偏差値が上がるという発想が染み付いてしまってますが、
自らをアップグレードさせて、
間違えにフォーカスする習慣より、
無意識的に点数が取れてる分野(うまくいってる所)を探すクセを持っていたいなと思います。
その方が、今流行りの強みを伸ばす教育にも繋がるのかなと思います。
会社でも、
家庭でも、
勇気がある人であり、
また、
勇気づける人でもありたいです。