こども側弯症⭐︎コルセット習慣化への道のり⑤大きく前進編
側弯症の備忘録＋旅の備忘録です。
2024/8/3 ⭐︎ リヨン
コルセットチャレンジが第3週に突入しました。
第2週に大衝突があり少し会話も笑顔も減っていた親子ですが、パリ・オリンピックの柔道団体戦決勝を観戦するために家族みんなでテレビを囲みます。フランスでは柔道は花形競技で、重量級のテディ・リネールと言えば誰もが知る国民的英雄です。
日本では子供の習い事としてプールや空手などよく聞きますが、フランスでは柔道がとても人気があります。うちの主人も、お兄さんも、お兄さんの息子二人もみんな柔道経験者です。しつけも教えてくれるのでいいそうです。
「柔道大国フランス」VS「お家芸日本柔道」
うちのリビングも必然的に、「フランス人家族」VS「日本を応援する私と娘」という構図になります。
総当たりがドローに終わり、ルーレットが回されて絶対王者のテディのいる＋90級がヒット。娘は「こんなのやらせだぁ～！」と大興奮です。母は「終わった…」と天を仰ぎます。フランス人家族は「悪いね…、勝っちゃうよ」と気の毒そうに私たちを見ます。
残念ながら日本は負けてしまいましたが、日本チームは立派な銀。何よりも娘と心をひとつに日本を応援できたことが嬉しかった。オリンピックありがとう！日本代表ありがとう！感動をありがとう！そしてそして親子の仲直りのきっかけをありがとう～！
2024/8/4 ☆ リヨン
今日は朝寝坊をして9時まで寝ていたのですが朝までしっかりとコルセットがついていました！こんなに長くついていたのは初めてです！すごい！
さらに今日は嬉しいことがありました。
起床後いったん外すと、再度装着するまで「そろそろ付けたら～？」「空いてる時間長くなってきたよ～」と何度か促すことが常となっていたのですが、初めて自分から「付ける」と自主的に装着したのです！
きっかけは「同じようにコルセット頑張っている人のブログ見つけたの！読んでみない？」と提案したことです。風兎さんがアップされている「コルセットでコメダブランチ」を一緒に声を出して読みます。まだコルセットを付けて食事にトライしたことがない娘も、「うぐっ... 」ってなるんだぁと笑いがもれます。
次にコルチャレを頑張って迎えた１か月検診でしっかり維持が確認できたという記事を読み、むくっと立ち上がり、「わたしも付ける」と言ったのです！
「わたし『も』つける」の『も』が娘の気持ちをよく表していると勝手に想像しました。
お医者さんに装具治療しかないといわれても、パパとママにどんだけコルセットコルセットと連呼されようとも、あなたたちにわたしの気持ちはわからないでしょ…、と思う気持ちがあったのではないでしょうか。
同年代の女の子が自分と同じ境遇に置かれていて頑張ってるんだ！仲間がいるんだ！ということを知り、孤独から解放されたというのは大袈裟かもしれませんが、私も同じように頑張れるのではないかと勇気が出たのだと思います。
ここからは怒涛のいろいろ「初」チャレンジです！
2024/8/5 ☆ リヨン
昼食、コルセットありの食事に初チャレンジ！
2024/8/6 ☆ リヨン
フランスでは朝フレッシュなパンを買いに行きます。パン屋さんへの買い出しに初チャレンジ！
2024/8/7 ☆ ホトナック
週末に24名の親戚が集まるため、車で1時間半のところにあるお義母さんの田舎Retounacにみんなで移動。車中コルセットに初チャレンジ！
2024/8/8 ☆ ホトナック
最長記録18.5時間を達成。
2024/8/9 ☆ ホトナック
今週は合計時間が100時間を超え、先週の倍の時間装着を達成！
風兎さん、小風兎ちゃん、暗い長いトンネルを迷走するわが家に光を与えてくれた救世主です！ありがとうございます～～！
ついでにコメダもイメージアップ。ブランチ行ってみたくなりました。今度、私も株買おっと。
