『物忘れ』or『認知症』?
物忘れには、老化による生理的なものと、病的なもの(認知症など)があります。
☆物忘れがひどくなる年齢はご存知ですか?
20代をピークに加齢と共に減退していきます。60歳頃になると記憶力の低下
に加えて判断力や適応力の衰えもみられます。
物忘れが次第に多くなっていきます。
☆生理的な物忘れとは…?
人の名前が思い出せない。
物を置いた場所を忘れるなど。時々ある程度。
☆病的物忘れとは…?
出来事や体験の細部だけでなく、出来事自体忘れる。
☆物忘れの改善が期待出来る方法
①十分な睡眠をとる
記憶は睡眠中に定着すると考えられています。
②運動をする
運動をすることによって体内の循環が良くなり、
脳の中に流れる血液量が増します。
③リラックスする
ストレスは脳の動きを低下させる要因になります。
④食生活の改善
脳の働きは栄養素によって影響を受けます。
☆物忘れ防止に効果的な食べ物は…?
炭水化物。たんぱく質。脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く取れるよう な食事内容を心がけましょう。例えば、魚や野菜、大豆製品、海藻などを使う和食はオススメです。
☆まとめ
同じ物忘れでも、加齢によるものと認知症によるものとでは、症状が大きく異なります。加齢による物忘れは老化現象の一種ですので、特別な治療は必要ありませんが、認知症は早期発見・早期治療を行うことが大切です。
そのため、普段から物忘れの様子をチェックして、加齢によるものか、認知症によるものかしっかり見極めましょう。
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