鹿子という名前のこと
母の日に、私のハンドルネームの話をしたい
私の名前は「鹿子(かのこ)」。
鹿の子編みの「鹿子」です。
インターネットの世界で使っているハンドルネーム。
別に本名には「鹿」「子」の文字はありません。
「かの」「のこ」「かこ」、どれもありません。
本名と鹿子の間でタブっているのは「か(/ka/)」の音だけ。
でも私はこのハンドルネームが好きです。長く使っていければいいなと思っています。
なんでこんな名前なのか、いつでも私は、なにかと苦手な母のことと連想してしまうらしい。このハンドルネームもそう。
私のお名前、鹿子のこと。
SNS名前マイルールがある
それは、「絶対に正しい本名やニックネームを掲載しないこと」。
例えば私の名前が「田中花子」と仮定しましょう。
そうするとSNS上の名前を設定する時、私は絶対に「田中花子」「田中」「花子」等の名前を設定しません。日常的なニックネームが「はなちゃん」だとしたら、その「はなちゃん」も不採用。
本名での設定が多いFacebookについては、本名だけど、全部正しい漢字表記にはしない。
私は、SNSの名前を設定する時に、絶対にひねりたくなる、パット見ではわからない状態にしたくなる。
だから、「どっかの田中」とか、「子」とか。身内にしかわからなそうな名前にします。
これには特に深い理由はないけど、ただただ自分の「少し変わっていたい」とか、「SNSで特定の人にバレたくない」とか。そういう意識があるんだろうなぁとぼんやり考えています。
(といいつつ2021年5月現在、とあるアカウントだけは、その界隈で呼んでもらっているニックネームでSNSを利用しています。そのアカウントの用途を考えると、絶対にニックネーム表記がよかったので。おかげで、人とのつながりが生まれてすごく嬉しい仲間が沢山いますエヘヘ)
自分の大切にしたい音から連想されたのは鹿だった
私は、「か(/ka/)」という音が好きです。だからどうしても「か」始まりの言葉にしたかった。
かいわれ
かすみ
かいと
かさ etc…
色々考えた中で「かのこ」という言葉を思い出した。
「鹿子 (かのこ)」
動物のシカのこと。
「鹿の子編み (かのこあみ)」
ポロシャツやセーターで使用される編み方。通気性がよく、サラッとしている特徴がある。
「鹿子の木 (かごのき)」
クスノキ科の常緑樹の種類。
決め手は「鹿子」の「鹿」の文字と、「シカ」の意味だった。
「シカ」を大切にしている理由
勝手な話だけど、「シカ」に大切な意味を込めることは、同時に奈良県出身の私の「母親」を大切し、奈良県に住む「祖父母」を大切にすることだと思っています。
なぜなら、「シカ」は奈良県の代表的な動物だから。
私は母親の人格が大の苦手だけど、「母親」という役割を果たしてくれたことには感謝している。また、母との喧嘩をたくさん見せてしまった祖父母には申し訳ない気持ちが尽きない。今でも色々家族関係で困らせている。ほんまごめん。
関東と関西でバラバラに暮らしている中で、どうしても3人のことは忘れてしまう。でも、自分を構成する名前の一部に「鹿」の文字が入っていることは、そのたびに、3人のことを想うことにつながっていると思っているのです。
だから、私の名前は「鹿子」といいます。
誰の名前かわからないと言われても、読めないと言われても、私はこのハンドルネームが大好きでこれからも続けたい。
これからもどうぞよろしくおねがいします。\(^o^)/
おしまい。
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