スキンケアで振り返る鹿の2020
今年は自分と向き合った年だ。向き合わざるを得なかった。
大好きなお外に行けないと、必然と自分を見つめることになる。内面も外面も、なんだか今まで以上に見てきた気がする。
2020年が終わる。昨年よりも、スキンケアにお金をかけたように思う。外に出ないと、食事代も交通費もかからない。意外とお金が外に出ていかなかった。だから、自分の肌を大切にしてみた。
2020年の振り返りを、気に入ったものや、思い入れのあるスキンケアで振り返ってみるー。
400gビッグベイビーな特大ニベアー2020年冬 コロナの名前が顔を出した頃ー
2020年の1月からニベアの青缶とお友達だった。
というのも私は大の乾燥肌。特に冬は寒暖差で蕁麻疹が出る。肌の乾燥と服との摩擦、この2つのコラボレーションによって蕁麻疹が誕生する。そのコラボは全く嬉しくない。
だから保湿クリームを塗るという行動は、私にとって蕁麻疹を防止して自分の気持ちやテンションを守るためのものでもある。超重要。
そんなときにドンキホーテで出会った代物がある。MADE IN GERMANY のニベア。400gの特大サイズ。(500円くらいだったと思う)
ちなみに、一般的なドラックストアに売っている青缶は、169g。日本で製造されている。
ドイツ製のビッグベイビー400gニベア氏は、日本製169g可愛子ちゃんなニベアに比べ、クリームが少々硬めのテクスチャ。個人的には肌に点起きして、少し待ってから伸ばすという方法を使っていた。
ドイツ製は400gもあって、クリームが硬めの割には伸びがよい、そして高保湿&安価。コスパの神童。だから何も気にすることなく思いっきり使えて私には最高だった。冬の右腕的存在。そんな右腕クリームを右腕に塗る私(?)
どろあわわに囚われるー春 自粛の海の中でー
さて4月。冬に少し顔を出して「初めまして」と挨拶したコロナが、猛威を振るい本性をあらわにした春。
緊急事態宣言の中、私は自宅で、とある泡に魅了されていた。
洗顔料の「どろあわわ」である。
商品のネーミングっておもしろい。見るだけで想像できる。「泥由来で泡いっぱいになるんだなぁ」って伝わる。
そしてちゃんと泡ができる。モチモチ、おもしろい。
以前他社商品のテレビCMで、女優さんが両手にいっぱいの泡洗顔料を乗せて、泡に顔を"もふっ"と埋める姿を見たことがあった。ちょっとした夢だったけど、こんな自粛中に叶うとは。毎回毎回"もふっ"と。楽しい。気分だけだとしても肌がモチモチしている気が、気が?する。
洗顔料自体のお値段が張るので、数日に1回、リラックスしたい時、頑張ったなって時、または明日張り切りたい時、ここぞと決めた日にだけ体験できる、泡に包まれる感覚は、やっぱり特別だった。
ちなみに私がどろあわわを購入したのはドラックストアで、洗顔料2つと小さいサイズの洗顔料がついて2500円くらいだったと思う。でも、今回アマゾンで価格を調べたら1つ2200円。そんなに泥は高いのか。目が飛び出そうだ。しばらく買えないな…。
噂の「シカペア」がやってきたー夏 マスクと冷房のコラボレーションー
「ドクタージャルトとシカペアがよい」とは聞いていたが、初めて名前を聞いたときは、どれがブランド名で、どれが商品名か、わからなかった。日本のコスメやスキンケア商品も理解できないカタカナが多い私にとって、全部カタカナになる外国の商品は解読不能である。
そんな私も大学3年にして韓国コスメに進出した!「これがQoo10のサイトか!!ぉぉドクタージャルト!韓国から日本に取り寄せちゃってる、私ってグローバル!!」とふざけていた、1人で、自宅で、アハハ。
皆が良いというクリームは、私にも効果があった。
ニキビが消える、消える。私の場合は就寝前に吹き出物の箇所にクリームを塗っていた。すると3日くらいで完治する。すごい。
今年の夏は、運動不足と、マスクの擦れ、皮脂、そして冷房による乾燥などが混ざってか、鼻や眉間でニキビと出会うことが多かった。
だからこの怪しげな緑のクリームは、すぐに私の救世主として大活躍してくれたのである。
あと夏は冬に比べ私の乾燥肌も落ち着くので、旅行なんぞ行くとなった時、最悪ドクタージャルトのシカペアクリームだけ持って保湿するものアリ。身軽になるので最高。
怪しい緑クリームなんて言ってごめんよ。まあ、未だにドクタージャルトが誰かわからんけどな、誰やねん。
製薬会社パワーを感じる「カルテHD」ー秋 マスクと戦う肌を労りたいー
医療向け製薬の製造・販売会社のマルホと化粧品メーカーのコーセーがタッグを組んで作ったという、乾燥肌向けのスキンケア商品。
この化粧水を使っているが、とても良い。めちゃめちゃよい。
秋の風を感じるようになってから、肌のかさつきが気になって仕方がなかった。マスクでの擦れもしんどい。
でもカルテHDの化粧品は使用するだけで、「水分」を感じられる気がする。化粧水だけで感じる水分感、保湿できている感覚は、個人的にけっこう感動した。ここにテキトーに適当な乳液を重ねれば、肌の保護ができた気がする。自分を労って向き合っている感じ。伝われぇ、、、!
そして無香料だから、皆が使える。これ結構重要!!
余談だけど、カルテHDの化粧水を使っていて毎回楽しいなと思うポイントは、手に出したときに表面張力で水面が膨らむこと。たぶんとろみのあるテクスチャゆえなんだろうけど、なんか、かわいい。くず餅を連想させる。おいしそう。(※食べられません)
年齢、性別を問わず、大声でみんなにオススメしたい!!毎日マスクの擦れと戦う肌を、くず餅みたいなプルプル化粧水で労ってやってや!!
スリーピングマスクで唇を守りたいー来年に向かう冬 おいしくご飯を食べようよー
さてあと数日でHAPPY NEW YEAR。2021年である。
皆様、唇の調子はいかがでしょうか。毎年、唇を切って嘆く人がいる。そう私です。
通年通して皮がめくれやすく(ターンオーバーしているのかな?わからん)、さらに口角が切れやすい。
そんな私、今年は痛い思いをしてご飯を食べたくはない!だって、家にずっといるんだもん、楽しみといえば3食のご飯と睡眠くらいだ。
楽しみにしているご飯を、ちゃんと美味しく食べるために、しっかりめなケアに手を出した。
Laneige(ラネージュ)のリップスリーピングマスクは美容系Youtuberさんから知った商品。韓国からWelcome to Japan した。
これも男女問わず使える気がする。
寝る前に、ジャーからスパチュラ(シリコン製で結構好き)を使って少量をとって、唇に塗り込むだけ。塗り込むときにグレープフルーツの香りがふわっとわかる。めっちゃいい匂い。私は大好きな香り。
寝る前に塗り込んでいると、自分をちゃんと労っている気がして、結構好きな時間である。
ちゃんと口角に塗り込んで、翌朝痛い思いをしないように祈願する。うそ、あんまり願ってはいない。でもちゃんと塗り込む。予防はできると思うから。
日中も家の中にいるときは塗っている。さほどベタつかない、でもしっかり潤いはある。すごいぜ。使うたびに質感に感激している商品。おすすめ。
自分のために自分をケアする記憶
今年は、自分のケアを自分のためにできた年だと思う。
人に見せるため、誰かに評価されたいわけじゃない、ただ自分に対して「いい感じやね」って気分が上がったら最高じゃない?って思考だった。
新しい化粧品を触ると、それにも発見があるから、おもしろかった。
コスメもスキンケア商品も奥が深い気がする。おもしろいものがたくさんあった。
そして自分を少し好きになるとは、こういうことなのかもなぁなどと考えた。面白い体験だった。
来年も、楽しい化粧品やコスメに出会えたらいいな~~
おしまい
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