プレゼント
気づけば12月末。今年なんか寒すぎない!??
もうすぐ2022年も終わりということで、今年もいろんなことがあったな〜とっても濃い1年だったな〜と浸っております。
ここ2ヶ月はものすごく毎日が楽しかった。
でも、その2ヶ月前は、毎日が辛かった。
こんな感情なんて出会いたくなかった!!そう思ったこともあったけど、今思うと全ての感情が私にとっては、私を広げてくれる大切なプレゼントだった。
さまざまな感情と出会えた1年。
今回はそんな1年を振り返ってみます。
人との出会い
何かをするたび、言うたび、認めてくれる人ってこれまであんまりいなかった。
認めてくれる人は家族くらい。
でも「それは、親だからなのかもって」ってちょっと不安だった。
でも、高校に入学して1人の化学の先生と出会った。
この先生は、私という人間を家族以外で初めて、認めてくれた人だと思う。
「先生〜」と進路指導室にいくと、忙しくても時間の許す限り、話を聞いてくれる。
逆に時間があるときは3時間くらい一緒に話してくれる。
友だちの前だと、「真面目すぎない?」みたいな話も
この先生とだったら、素の自分で、真面目な話を楽しく話せる。
それだけでも十分幸せだと思う。でもどこか寂しかった。
考えてみれば、認めてくれるのはいつも大人だけだった。
認めてくれる同級生が周りにいないことに薄々気づきはじめた。
だったら、環境を変えれば良いんじゃない!?
でも行き着く答えはいつも「有名大学と呼ばれる大学に行くしかない」だけだった。
だから、受験勉強頑張ろうって思った。
でも、大学に行くのは一年半後。
ということは、この一年半、環境は変えられない。
私はずっと寂しいままなのか。考えれば考えるほど心の中は孤独だった。
環境は今でも変えられる
「類は友を呼ぶ」とか「周りは自分の鏡」とか言うけど、
私はこれまで、この言葉を信じてなかった。
だって、この言葉から考えると、私が頑張っていれば、頑張っている人が自分の周り集まってくるってことじゃん。
でも、現実違った。
頑張れば頑張るほど、いい子ぶってる人扱い、変な子扱い。
クラスメイトの誰かに対する心無い発言とかを無視できない私は「その言い方はなくない?」とか後先考えず、すーぐ言っちゃう。はっきり言ってしまう人。笑
すると数名から集中攻撃。
あれ、私なんか間違えたことしてる??
でも、誰かを守れるんだったらこの辛さも受け止められる。大丈夫大丈夫。
全然平気なはずだった。
でも気づいたら、目の前が見えないくらい涙がこぼれていた。
頭と心は繋がってなかったみたい。
自分の心と向き合うほど、寂しいを超えて辛かった。
なんで、認めてくれる子がいないの??
どうして、嫌な態度取られるの??
私の鏡がこの現実なの??
受け入れたくなかった。辛かった。
今書いてるだけでも思い出して泣いてる笑
そんな日々を過ごして、8月、Twitterを始めた。
なぜ始めたのかはこちらに詳しく書いています。
いざTwitterを始めると、何かに一生懸命に取り組んでいる人、頑張っている人たちはたくさんいるんだと知ることができた。
普通に学校しか行っていなかったら出会えないような人とも出会えた。
zoomで終わらずとっても仲良くなれた人もいるくらい。
いつも本当にありがとう。
学校じゃ「へーそうなんだー」のレスポンスが、Twitterで繋がった方と話すと、共感してくれたり、質問してくれたり、アドバイスをくれたりする。
同じ私でも、環境が変わればこんなにも幸せを感じられるんだって思えた。
Twitterを始めて、気が合う人が増えた。
バカにしてくる人っていなかった。
仲間が増えた。
そうしてようやく
「類は友を呼ぶ」とか「周りは自分の鏡」という言葉が好きになった。
Twitterを始めて1on1以外にも、イベントに参加するようになった。
一番印象に残っているのは、willdoor FES。
最初は応募するかも悩んだけど、一歩踏み出して良かったって思う。
認めてくれる人がこの世の中にはいるんだって、あの頃の自分が一番思いたかったことを思わせてくれた。
もっと突き進んでいける!!って思えた。
本当にありがとうございました。
あとは、Clankle!!イベントっていうか教育コミュニティーだけど!
このコミュニティも大切な場所。
とにかく、あったかくて、真剣に教育について考えられる。
失敗を笑い話にできちゃう。
毎週火曜日、私は探究活動が8時間目にあるんだけど
うまくいかなさそうって思って、暗い心でバス乗って帰ることも結構ある。
(ワクワクする日ももちろんある!!)
でも、みんなと話すと気づけば暗い気持ちは吹っ飛んで、悩んでたことも勝手に「できる気がする!!!!」ってワクワクに変わってた。
本当にありがとう。
Twitterを始めて、繋がっていく楽しさをすごく感じてる。
だから、地元である長崎の繋がりも増やしたくて、オフラインのイベントにも参加するようになった。これもこれで楽しかった。
オンラインもオフラインも、どんどんっ私の世界は広がり続けている。
環境は今からでも変えられるんだ。
自分次第だった
いろんな感情を経験した私は、自分で言うのもなんだけど、前より少し優しくなったと思う。穏やかになった??笑笑
嫌なこと言う人にもそれぞれ人生があって、その人自体が嫌な人ではないんじゃないか??って気づけば頭じゃなくて心から思えるようになった。
だから、あえて嫌いだった人と話してみようって思った。
自分の損得とかどうでも良くなっちゃって。
誰であろうと、困っていたら助けるって決めた。
それから、勉強も聞かれたら教えたり、探究のテーマを決めるの手伝ったり。早く帰れる日も2、3時間残って、ああでもない、こうでもないと言いながらやってたな笑笑
すると、数学がいつも赤点だった子が7割くらい取ってたの!
まぁこんな事言うと、点数上がったから嬉しいのかなぁって勘違いされるんだけどさ。私が教えて点数が上がったとかは正直どうでも良くて笑
その子がね、「悔しい。もっとできた。」って言ったの!!
点数以上に、その発言、成長ぶりが嬉しくて嬉しくて。
他にも、探究のテーマを決めるときに手伝った子たちにも大きな変化を感じた。最初はしたくなさそうだったし、やらされてるのが顔に出てた笑
(これが探究の難しいところよね)
でも、毎日その子たちと話していくうちに、顔つきが変わっていったんだ。
自分を深めて深めて、自分にとっての納得解をもったときの、楽しそうな表情。未だに忘れられない。
するとね、「私も探究のテーマ悩んでて一緒考えてほしい」って言ってくれる子も増えたの!!
自分を頼ってくれる子が増えたのももちろん嬉しかったんだけど、
私が最初に探究のお手伝いしたグループの子たちがね、他のグループの子の探究のお手伝い(?)をし始めたの!!!!
その光景が本当に幸せだった。
あんなに辛かった空間が気づけば温かい空間に変わっていた。
周りが私にたくさんの優しさを与えてくれたように、私も自分にできる最大限のことをクラスの子にプレゼントした。するとそれを受け取った子がまた誰かにプレゼントする。
何この、幸せサイクル!!
だからここ2ヶ月はものすごく楽しかった。
周りを責めるんじゃなくて、自分が変わればよかっただけだったのだ。
2022年の学びを伝えたい
まず、辛いときはとことん泣いていい。
落ちるところまで落ちていい。
無駄なんてことはないし、辛かった分未来は楽しかった。
学校に認めてくれる同級生はいなくとも
この世の中には、認めてくれる人がいる。
自分が発信したら、その声に気づいてくれる人がいる。
もし、効果がなかったら、発信している世界を変えればいいだけ。
私はこれまで学校という小さな世界でしか発信してなかった。
でも、届ける範囲は自分次第でいくらでも変えられるんだ。
TwitterとかInstagramとか誰もが使ってるSNSも使い方次第で人生が変わっていく。とにかく、発信するって大事。
幸せに生きるヒントって意外と近くにあるものなんだね。
もう一つの学びは、自分の周りの環境も自分次第で変えることができるってこと。
振り返ると、今年の夏なんて嫌なことばっかりで、今の環境から逃げることしか考えられなかった。だから、逃げてみた。
そしてずっと周りを責めてた。わかってくれない周りが悪いって平気で思ってた。
でも違った。私にも悪いことはあった。そう気づけたのは、学校を休んで、1人で昼間に泣く時間があったから。
逃げて全然良かった。一旦逃げたから、自分は変われた。
自分と向き合う逃げは結構良いものだった。
私が悪かったって思うことは、周りを信頼してなかったことだと思う。
なんでもかんでも私が仕事引き受けてた。自分でするほうが早かったから。
でも、周りをよく見てみると、その仕事をやりたそうな人っていた。
だから、人に任せるってことをするようになった。
そしたら、なんかみんながイキイキし始めちゃって!
私がしてたら、こんな空気感にはならない。
人を信頼するってこんなにも難しいんだなって思った。
でも、その信頼関係を少しだけども、築けたことはほんとに良かったと思ってる。
最初は、助けてあげようとか偉そうなこと思ってたけど、今はみんなに助けてもらってる。私一人じゃ考えられない発想にも出会うことも多くなった。
私は1人じゃなかったんだ。
最後に
2022年出会ってくれた人、本当にありがとう。
このnoteを読んでくれているあなたにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
たまにね、感想をDMに送ってくださる方がいるんです。
本当に嬉しい限りです。スキを押してくださる方も増えて本当にありがとうございます。
2023年。とうとう受験生。
今年以上に辛いことはあると思いますが、苦しい道にこそ自分を広げるお宝が眠っていると思っています。
来年はどんな壁が待っているんだろう、、、?
なんか楽しみ。それではまた!!!