【エンジニアの道は果てしない】新しい環境の不安と向き合うコツ
こんにちは。すうちです。
4月に入って新社会人の方に向けた話題を多く見かけます。
私も(20年以上も前ですが、、)社会人としてエンジニアのキャリアをスタートしましたが、特に最初は結構苦労したことが多く1年がすごく長く感じました。
今回は、新しい環境の不安と向き合うコツについて、これまでの経験もふまえて書きたいと思います。
◆はじめに
新社会人の話題をネットで検索すると、人間関係や仕事の不安に関するものが多い印象です。
私も同じような不安を感じていましたが、この辺は今も昔もあまり変わらないようです。
以下、これらのキーワードに関する話題をいくつか挙げてみます。
◆不安と向き合うコツ
1.仕事面
わからないことの不安
こちらの記事でも触れましたが、
新人の頃、上司や先輩との会話は技術的な話や専門用語などわからないことだらけで、本当にこの先やっていけるかとても不安でした。外国語を話す感覚に近かったと思いますが、最初たぶん会話の2,3割程度しか理解できてなかったと思います。
先輩から教わった後に「何か質問ありますか?」と聞かれて、わからないことが8割くらいあるとさすがに質問できず「ないです」と答えていた自分がいました。
変なプライドで正直に「わかりません」と言えなかったこともあったと思います。
わからないことの解決策
状況によりどちらが良いかはありますが、基本的に2択と思います。
人に教わる
前述の質問の場がある時は、素直に「わからない」と伝える方がよいです。
教える側は、新しい人は「わからない」ことがあって当然と思って接しているのでそのような質問の場を作ってます(少なくとも私が教える立場ならそうです)。
できれば質問する際に自分が理解できた範囲を相手に伝える方がベストですが、仮にそこまでできなくても「わかっている」とスルーされて後々手戻りが発生するよりは、その場で解決できるのであればその方がよいです。
また、後述の自分で調べた結果も踏まえて、後日わからないことを質問するやり方も良いと思いますが、前提知識や経験が少ないと調べるのに時間かかる場合もあるので、教わる機会があればその場で不明点は質問する方が早いと思います。
自分で調べる(メモを取る)
限られた時間でその場で全て解決することは難しい時もあります。
これは今になって言えることですが、新人の頃は「その場で100%理解しないといけない」と考えなくてもよいです。
別のやり方として、とりあえずわからないことはその場でメモだけ取って後で自分で調べる方法もあります。
専門用語は今はネットで調べれば大抵出てくるし、技術的な話も関連用語を検索すると説明がわかりやすいサイトが見つかる場合も多いので、それで理解できれば問題ないからです。
またわからないことを全て同列に置くのではなく、頻繁に出てくる用語を重要性が高いと判断して優先度を考えると不明ゾーンを効率的に減らせます(会議等でわからない用語があっても頻繁に出なければ重要でないことが多い)。
2.人間関係
相談できるメンターを探す
配属されたチームの人間関係に恵まれた場合は、直属の上司や先輩を自分のメンターとして仕事や会社で不安なことがあれば相談できます。
ただ何らかの理由で近くにメンターを探すことが難しい時は、会社の中で将来こうなりたいと思える人や信頼できる人にメンターになってもらう手があります(正式にお願いしなくても自分の中で決めるでもよい)。
仕事面で直属の上司に話にくいことも、その人に相談してアドバイスや第3者の意見を得られると道が開けることがあるからです。
最近はあえて直属以外の先輩をメンターにする企業も多いと聞きます。
また社内にどうしてもメンターが見つからない場合は、外のコミュニティ(エンジニア関連、又はプライベートの知人)に探す形でしょうか。。。
一人でもメンター的な存在(何か行き詰まった時に話せる人)がいると、仮に仕事面で精神的につらい時期など安心感が得られると思います。
3.休日の過ごし方
社会人になって最初の頃はあまり意識してなかったですが、休日の時間の使い方はとても大事だと今は実感しています。
以下、過去の経験をふまえておすすめしたいことです。
運動習慣、リフレッシュ
会社の狭い世界の人間関係や仕事だけやっていると、それらが上手くいかない時など普段の生活もつらくなりがちです。
仕事以外で熱中できる趣味や運動など、自分の居場所を会社以外に作れると仕事に捉われ過ぎないので気分的に楽になります。
できれば個人に合ったもので良いので運動習慣を続けると健康維持や頭のリフレッシュにもつながります。
私の場合、週末に趣味で友人と音楽活動をやったり、日曜夜の憂鬱な時間帯に近くの銭湯に行ってリフレッシュしてました。
ただ、運動は以前記事でも書きましたがほとんどやってなかったので40代になってそのツケが回ってきました。運動は若い頃からやっていれば良かったと今は切に思います。
自己学習
週末のリフレッシュはとても大事ですが、土日はまとまった時間を取りやすいので、例えば仕事でわからなかったことを少しでも良いので週末に調べたり、将来的な自己学習の時間にあてると、結果的に自分の自信につながり仕事の不安を解消する方向に進めます。
また体系的な知識を得たい場合は、技術書など読書の時間が必要です。
例えば、土日に1時間あてると1か月で8時間、年間で96時間です。これが何年も積み上がるとやっている人とそうでない人の差は明らかです。
私の周りで今も現役で活躍されている方は、表に出す出さないは置いといて、地道に自己学習や自身のパフォーマンスを最大にする努力を重ねてきた人が多いです。
最後に
新しい環境の不安と向き合うコツ、まとめです。
今年エンジニアのキャリアをスタートした方、社会人になって不安を感じてる方など、何か参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。