キャンプ初心者が家族と11月に「ふもとっぱら」に行ってきた体験談
こんにちは。すうちです。
今回は、初めての野外キャンプの話です。
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はじめに
最近我が子が「ゆるキャン△」にハマり、「キャンプに行きたい!!」という強い要望を少し前に受けました。
いつも休日はゆっくり過ごすインドア派な私ですが、「子供の(そして自分の…)新しい体験という意味では良いかもしれない…」と思い立ち、重い腰を上げて初心者でも大丈夫そうなキャンプサイトを探しました。
今回行ってきた「ふもとっぱら」は、設備も整っていて初心者にも優しいと評判のキャンプ場です。キャンプ界隈ではすごく有名で前述の「ゆるキャン△」第2-3話の舞台にもなっています。
ちなみに、私(我が家)は宿泊施設を利用したキャンプ体験は過去にありますが、野外でテントを張って宿泊するキャンプは今回が初めてでした。
なので、主にキャンプ初心者やこれから「ふもとっぱら」に行かれる方、向けの内容となっております…
「ふもとっぱら」とは
アクセスは、関東近辺であれば車で2~3時間程度と思います。
東名の新富士インターから行くルートもありますが、今回は中央道の河口湖インターを経由して下道を約40分(計2時間)ほどで着きました。
アクセス
住 所 : 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
電話番号 : 0544-52-2112
入場は事前予約制でアカウントが必要です(予約状況はアカウントなしでも確認できます)。予約日は11月初旬でしたが週末は既に満席で、今回は平日休みを取って行ってきました。
予約サイト
ふもとっぱらインターネット予約
あと料金は人数と普通車・大型車によって変わります(大人:中学生以上4名、普通車で宿泊の場合は6,000円)
キャンプサイトは広大な平原です。きれいなトイレや水場(飲料用)も複数あり、売店や食事ができるレストランもあります(ただし、営業時間は17時まで)。
チェックイン・チェックアウト
チェックインは朝8:30から。チェックアウトは午後14:00までで比較的ゆっくり過ごせると思います(我が家は全然違いましたが…汗)。
チェックインは予約時に登録した車(ナンバー)で判別されるので、入口で名前を伝えるだけでシンプルです。
チェックアウトは、入場時に渡される利用許可証を出口で返すだけでした。
(我が家の)キャンプ計画と準備
初心者なので、持っていくものは色んな方のブログや本を参考にしましたが、悩んだのはキャンプ用品を新たに買うかレンタルか問題です。
キャンプ用品は、家族用テントや寝袋(夏用)は持ってましたが、今回は野外11月の高原、、、寝袋はそもそも人数分なかったのと寒さが不安で追加購入しました(だだ、一部ケチって後悔した話は後ほど…)。
他にキャンプ以外(非常用)でも使えるの判断でランタンも購入。迷った商品は、今後キャンプにいく頻度が見えなかったので見送りました。
(参考) 今回購入した商品
持っていったもの
レンタル
「ふもとっぱら」は直火禁止なのでたき火台が必要です。あと地面からの冷えも気になったので、寝袋下にひくキャンプ用マットも人数分レンタルしました。
借りたのは、入場口を少し通りすぎた近くのショップです(返却は翌日12時まで)。テントや寝袋はもちろん、様々なキャンプ用品がそろっています。
キャンプ初心者の「ふもとっぱら」体験
まずは場所の確保
当日は15時前に到着。キャンプサイトは平日にもかかわらず売店やトイレに近い場所は、ほぼ埋まってました。
隙間はちらほらありましたが、隣と近いとそもそもテント張れるのか?(スペース感)がわからなかったので、今回はスペースに余裕あったGサイトにしました(富士山に一番近い)。
テント設営
結構前に購入してようやく活用できたテントはこちらです。
テントの屋根に支えの金具を通すだけなので、初心者でも楽に設営できました。
キャンプと言えば、たき火
売店で薪を2束購入(単品800円、2束1500円)。時間に余裕あれば、道の駅(あさぎり高原)の方が(うろ覚えですが…)数100円は安かったので、そちらで調達しても良いかもしれません。
たき火は着火剤を使ったので、大した苦労もなく火起こしできました。
ちなみに、たき火は野外の寒さ対策(と癒し)で灯しました。
キャンプ飯(食事)
今回たき火でBBQなどガチ料理をやれる自信がなかったので…「ゆるキャン△」を参考にして鍋(豚キムチ鍋)をメインにガスコンロで堂々と調理しました…汗。
あと、同じくコンロで流行のダッカルビ??も焼いて食べました。他、野外で食べたかったカップ麺も…(ゆるキャンをひと通りなぞっている感)。
ちなみに、多くの方々は早くから食事やたき火をして、20時過ぎには火も消化してテントで過ごしてそうでした。
そして夜はふけて…不安な就寝
前述の話から私だけ元々あった寝袋(夏用)に毛布と防寒して寝ることにしたのですが、、、後から「ふもとっぱら」の11月夜は、最低気温3度にもなると知り、次第に「大丈夫かな…」と不安がつのってました。
当日はヒートテック2枚にフリースとライトダウンも着込んで、毛布も寝袋の中に仕込んで寝ましたが、途中寒さで目が覚めて正直寝れたのかはかなり微妙です。
新しく購入した寝袋の家族は、朝まで温かくぐっすり眠れたそうです…笑
星空の瞬き…(夜中のトイレ)
今回テントを張ったGサイトは、周りにテントも少なく見晴らしも良かったですが、難点はトイレが比較的遠いことです(徒歩5分くらい)。
夜中と朝方にトレイに行きましたが、寒空で歩くのは結構大変かもしれません。
ただ、その歩く途中にみた澄んだ空気に輝く満天の星空はものすごくキレイでした(残念ながら写真に上手く撮れず…もし機会があれば体験してほしい光景)。
早朝の焚き火
結局トイレと寒さで朝5:30に目覚めました。
この時期、早朝は霜が降りると聞いてたので、前日残った薪は車に避難してましたが、たき火台は外に置いたままだったので凍ってました(同じく車も…汗)。
じつは、温かいたき火の前でコーヒーを飲みつつ日の出を待つのが密かな楽しみだったのですが、結局火は着いては消えてを繰返して寒かったです。
前日のたき火台の処置は正解がわからないので、詳しい人に聞きたい所です。
何気に初体験だった日の出
火起こしに没頭したり途中あきらめてボーとしてる内に、日が昇ってきました。
私は、今までちゃんと日の出をみたことはなかったので、今回これも感動の体験でした(しかも、背景は富士山で豪華!!)。
それまで暗く寒かったのが日が少し出ただけで明るくなり、温かさも感じられて「やはり太陽の力は偉大だ」と気づかされました。
ちなみに、このタイミングでようやくたき火が燃え出したのはここだけの話です…笑
晴天の朝、そして撤収へ…
前日は着いてすぐ家族でテント設営や食事の準備に取り掛かりすぐ暗くなったので、周りを見渡す機会は余りなかったのですが、明るくなって見る景色はまた違うものがありました。
様々なテントがあって、それぞれ独自のスタイルで食事やキャンプを楽しむ人がいて「いろんなキャンパーがいるんだな」と感じました。
翌日はレンタル品を返す時間が決まってたのと、私以外は早く家に帰りたい気配?も感じたので、朝食(その場で焼いたソーセージのホットドッグ)後は早めにテントを畳んで、たき火やレンタル品を片付けて11時前にチェックアウトしました。
今回の総括
初めての野外キャンプを振り返って、感じたことを挙げてみます。
今回寝袋をケチったのは一番の失敗でした(その季節に適したモノは必要)。もしくは、初心者は11月のキャンプはハードルあるので、少し温かい9月か10月が良いと思いました。
あと、他の方は100%と言っていいほどテントと別にタープを張ってました。食事時など日よけや雨よけ効果もあるからと推測します。
それから、あまりに基本かもしれませんが、イスも必須と思いました。。。
今回はレジャーシートに座る形だったので、たき火は立ってあたってましたが、イスに座り火を囲む形がベストな気がします(よくドラマなどで観る光景…)。
野外キャンプは初めてで想定外もありましたが、家族でテントで寝たり、素晴らしい星空を観れたり、富士山と日の出を体験でできたことは大きかったです。くわえて、何不自由ない家で暮らす有り難さも実感しました。
キャンプは日常から離れて非日常を体験できるのが醍醐味と聞いてましたが、その理由が少しだけ分かった気もします。
正直家族でまたキャンプに行くかは未知数ですが、、、個人の新しい趣味として「ソロキャンもあり?」と思いました。
ちなみに、仮にソロキャンデビューするとしても今すぐではなく、私の場合、暖かくなってから…というのは言うまでもありません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。