過ぎ去りし時を求めて。。。
こんにちは。すうちです。
気分的に休暇中なので、いつもと違う形でnoteを書いてみたいと思います。
タイトル画像:marimoさん
「過ぎ去りし時を求めて」と聞いて
ピンと来る人も多いかもしれないが、そう、ドラクエ11のサブタイトルである。
ドラクエ11の発売は2017年であり、もう6年の月日が過ぎようとしている。ちなみに、ドラクエ12の新作発表はあったが、いまだ発売予定や新しい情報の更新は見かけない。
ドラクエ11は長年遊んできた世代として30周年記念のエコヒイキ感を差し引いても、個人的にドラクエ歴代1位と思う作品だ。
ゲームそのものの面白さはもちろんあるが、やはりストーリに惹かれてしまう。
「過ぎ去りし時を求めて」のタイトルの意味。これはプレイしてはじめて分かるがかなり秀逸なのだ。ドラクエ11はこのタイトルしかありえないとも思う。
序盤は、主人公が色んな冒険や人々との出会いの中で、自分自身を取り戻していくというテーマがある気がする。
一度は敵ボスにボロ負けして、再び過酷な状況から世界を回り打倒を目指す展開も(同じ世界を人生2週目みたいな感覚で視点を変えて旅することも)新鮮さと発見があった。
そして見事ボスを倒し、世界に平和が訪れる。。。ここまでは、今までのドラクエにもあった展開だ。ただ、11はここに至る過程で大事な仲間を失っている(普段は教会で寄付したり、呪文で復活できるのに…)。
後半(というか最初のエンディング後に)その仲間との時間を取り戻すことや、更に災厄の裏ボスと時空を超えて過去の因縁へ決着つける展開に度肝を抜かれたり、久々にゲームで熱くなった思い出がある。
と、ここまでは、ドラクエにまつわる話ではあるが、最近「時間」とどう向き合うかが、自分のテーマになりつつあることに気づいた。
既に40代も折り返し地点を過ぎ、アラフィフの文字がちらつく中、自分にもっと時間があったら…と思うことが多い。
もっと時間があったら、、、
あの映画を観たい。あの場所へ行ってみたい。これもやってみたい。自分以外でも、もっと家族と一緒にこういう時間を持ちたいなど想いはある。
どれも心持ち次第で決めてしまえばすぐ実現できるかもしれない。でも、どうしても目の前のことが気になって、逆にやろうと思えばいつでもできそうなことは後回しになってしまう。
言うまでもなく、人生の時間は有限だ。最近は人生とはその人がどういう生き方をしてきたのかと、どういう時間を過ごしてきたのかはイコールなのか?と思うことがある。
若い頃、無限にあるように思えた時間は実はそうではない。時間の大切さ、貴重さは年を重ねるほど身に染みる。やりたいこと、やろうとしていることも全部が全部できるわけではない。そうなると何をするかの選択が必然になってくる。
少し前に読んだ『限りある時間の使い方』にあった「時間の使い方を効率化すれば何でもできるというのは幻想」。結局は何を選択して何を捨てるか(やらないと決めるか)しか、心の平穏が訪れることはない的な言葉は、自分に新しく芽生えた感覚だった。
この辺を自分の子供に熱く語ってもあまり響いた感触はない。多分実感としてよくわからないのだろう。昔の自分を振り返っても、確かに少し上の大人に教えられていた記憶はあるが、その時は正直よくイメージが湧かなかった。
仮に「時」や「時間」を自由に操れるとしたら、それは多くの人にとって最強の能力なのではないかと想像する。
例えば、ジョジョではスタープラチナの時を止める能力。ディアボロの未来を読む能力が思い浮かぶ。他にも時を操る能力が登場する物語が多くあるのは、多くの人が「時間」から自由になることに憧れを抱いているからではないだろうか。
しかし、現実には時を操れるスタンド使いは存在しない(少なくとも私は違う)。過ぎてしまった時間は戻らないし「時を戻そう」と唱えた所で前日の朝になることはない。
余談だが、年を重ねる毎に、プッチ神父のメイド・イン・ヘブン(時を加速させる能力)を自分は発動してしまったのか?と感じる時がある。
話を戻そう。過ぎてしまった時間は戻らない。でも過去を振り返っても何も変わらない。そもそも時間を無駄にしたという感覚がおこがましいかもしれない。
若い頃はたた時間を好きに過ごしていた。見方を変えれば、そういう経験があったからこそ今の気づきがあったり現在の自分に繋がったという見方もできる。その意味では、未来を意識しすぎて今を犠牲にするのも違う気がする。
ただ、若い世代に(特に我が子に対して)思うのは、遠くの他人の人生を気に掛けるより、自分の時間を大切にして欲しいと思ってしまう。
今更ながら「時間」について、持論を熱く語りたい訳ではない。
いつもnoteは2〜3本書きたいネタはあり、その中から1つ決めて毎週何とか投稿を続けている。しかし、気分によってネタがピンとこない(今書くのは何か違う)と思うことがある。
そうなると一気に「何を投稿するか?」慌てふためくことになるのだ。。。今回は、ちょうどそんな時だった。
休みに入る前「あれもしたい」「これもしたい」とリストを掲げていた。多分消化できたのは6割くらいだろうか。
正直満足な所もあれば、もっと上手く計画したらできたこともあったと思うが、過ぎた時間はもう戻らない。
来週から、いつもの日常が始まる。
今後も試行錯誤しながら、自分の時間のテーマと上手く付き合っていきたい。
冒頭のドラクエ話から何とか1本書けました…笑
途中、個人的な妄想も幾つかありましたが、
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。