【映画感想文】バルト
今日は「アラスカの日」だそうです。
アメリカがロシアからアラスカを購入し、1867年の今日、移譲式が行われたことに由来するそう。
アラスカと聞くと、あるアニメーション映画を思い出します。
タイトルは「バルト」。
1995年に公開された、アメリカ映画です。
主人公のバルトは、犬と狼の混血犬。
犬ぞりレースに出ることを夢見ているのですが、その血のせいで町の人たちから疎まれ、町外れの廃船で暮らしていました。
そんなある日、町でジフテリアが流行し、子どもたちが次々と感染します。
子どもたちを救うために必要な血清は、1000キロ離れた町までしか届かないといいます。
町まで行き、血清を持ち帰るための手段は、犬ぞりだけ。
猛吹雪の中、犬ぞりチームが出発するのですが、チームは道中で遭難してしまいます。
それを助けるために立ち上がるのが、バルトなのです。
少し気弱で後ろ向きなところもあるけれど、優しく正義感のあるバルト。
「狼の血」に悩み、葛藤し、誇りに変えていく彼の姿に、何度感動し、泣いたことでしょう。
私の狼好きの原点にして、頂点。
この映画は、1925年にアラスカのノームという町でジフテリアが発生した際、その血清を運ぶべく活躍した犬ぞりの話を元にしているそうです。
製作総指揮は、スティーヴン・スピルバーグ。
劇中の音楽は、映画「タイタニック」で有名なジェームズ・ホーナーが担当しています。
もし、興味があれば、ぜひ。
Amazon Prime Video等でレンタルできるようです。