三つの気遣い
子どもたちは三つの気遣いで大変であり、それが生きづらさにつながっています。
子どもの気遣いその一は、強い力への気遣いです。
影響力のある子に従う、多数派に従うことに気を遣うということ......。正しいことよりも強い力多数の力に同調しておかなければならない気遣いであるとも言えます。少数派として意見表明権を行使するのは、大人でも勇気が必要ですね。
子どもの気遣いその二は、嘘芝居関係を演じなければならない事。
関係を壊さないように、本当の思いは隠して付き合うことです。しかもそれはお互いに承知している点に特徴があります。
子どもの気遣いその三は、キャラ設定競争をしなければならないこと。
自分のキャラを他とかぶらないように設定して、自分の居場所をつくらなければならないということです。
今どきの子どもたちの三つの気遣いについて書いてきましたが、
最近ではこれらの気遣いから降りる子どもたちが増えてきていると見ています。
個の強さとして降りる子と、
排除されてしまっている子とがいるようです。
子どもたちの関係について注意深く見ていかなければならないですね。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾