教師の四つの勘違い

一つ目は、
一人ぼっちはかわいそうだという勘違い。子どもだって一人になりたいこともある。ポツンとしている時にいちいち「どうしたの? 」と聞くのではなく、しばらく様子をみてからどうしても気になるのであればまずは仲の良い友達にどうしたのか聞いてみるのが良い。そして、その後は友達に任せた方が良いケースが多。

二つ目は、
みんなの前でほめると子どもはみんな喜ぶものだという勘違い。みんなの前ではほめられたくない子もいることを忘れずに。そしていつもは喜ぶ子もその日はそんな気持ちにはなれていない場合もある事も考えよう。みんなの前でほめられるということはそれほどデリケートなことであることを忘れないようにしましょう。

三つ目は、
運動会や修学旅行を教師はよく「待ちに待った〜」と表現することが多い。子どもたちはみんな楽しみにしているという勘違いである。不安な子、嫌な子がいて当然であると考えられないのは、教師の中に、子どもはこういった行事を「待ちに待つべきだ」という決めつけがあるからだと思います。

四つ目は、
あいさつは大切です。しっかり指導するべきです。しかし「あいさつができる子は非行にはしらない」というのは違います。あいさつと非行行為は別な問題です。暴◯団でもあいさつが基本ですから。挨拶は上下関係維持のためにあるのではありません。豊かなコミュニケーションの入口だと考ています。

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