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心を通わせるノート一冊

なんでもかんでもきちんとやらせようとする教師と、安心と、信頼のできる仲間を求める子どもたちとの関係はどうしてもすれ違います。

そこで私が子どもたちと心を通わせることを目的として取り組んできたのが、一人ひとりとの日記でのやりとりでした。

いや日記というよりも教師と子どもたちのコミュニケーションノートという性格をもったノートです。

そのノートでは、教室では見せない子どもたちの顔が見えてきます。

そんなノートを読む事で子どもたちの事情もさらに知る事ができました。

子どもたちにとっては、文章力がつくことはもちろん、自分をもう一人の自分で見ることができるようになります。

そしてそのことは自立へと導いてくれるのです。

しかし、学校現場の異常な多忙化の中で、これらの取り組みを敬遠したいのが現実です。

でも、正解・不正解を付けるノートは見ることも大切ですが、教師と子どもが心を通わせるノートがあっても良いのではないでしょうか。

いやこれらの指導は戦前から我々の先輩達が綴り方指導として取り組んできたものであり、それを忙しさを理由に無理だとか、それどころではないと言われる時代になったこと自体が問題であると考えるべきだと思います。(*ᴗˬᴗ)⁾⁾

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