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「うつ病」という呼称変更を希望する

「あ〜、うつになっちゃう笑」
「私メンヘラだからさぁ」

こんな会話を笑い話でしている人、結構多いです。
その都度
「うつ病はそんな笑い話ではすまないんだぞ」
「健常者の対義語は精神異常者なんだ」
と心で反芻する。

かのWikiでさえ
「うつ病は気分障害」
といった文言で片付けている。

実際24年間うつ病と闘ってきた身としては、精神科医でさえ原因が正確に理解できておらず、その時点での最新の仮定に基づいて対処療法としての薬剤を処方しているに過ぎない。

脳内伝達物質の不調。
そこまではわかっているのだから「気分障害」という概念ではなく「脳の機能障害」として扱うべきではないのか?
気分障害と括られるから「気持ちが弱い」などの根性論が跋扈する。
それが罹患者を更に追い詰める結果となる。

せめて「うつ病」という呼称を改めてほしい。
明らかに「うつ気分」とは異なるのだから。

皆さんはどう思われますか?