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見てないドラマの評価を見てしまう

 こんにちは、亀山真一です。夏ドラマを一度検索してから関連記事の通知が鬼のように届いて困っています。別に登録しているわけじゃないんだけどなあ……。
 記事を開かなければ通知も止むことは分かっていますが、なんだかんだ読んでしまうんですよね。

 今期ドラマは『競争の番人』『魔法のリノベ』『石子と羽男』『初恋の悪魔』『新信長公記』を録画しつつテレビで見て、『家庭教師のトラコ』『純愛ディソナンス』『雪女と蟹を食う』は他の家族が見ないからTVerで追っかけて、あと『パパとムスメの7日間』の存在を知ってからむしろ新垣結衣×舘ひろし版の配信を懐かしんでいます。

 見ている番組は終わった頃にまとめて感想を書くつもりですが、見てないドラマの講評を読んで何故かいろいろ考えてしまいました。


 今期真っ先に切ったのは『オールドルーキー』です。日曜劇場だろうが綾野剛だろうが興味ナシ。
 母が「(サッカーが分からないから)野球選手だったら見たかも」と言うのも理解できますが、僕としては「そもそもスポーツ選手っていつか引退する職業じゃん」というところ。セカンドキャリアとしてスポーツマネジメントでは意外性がないので、もっと畑違いの仕事に転職していたら見たと思います。例えば……お花屋さんとか、どうでしょう?
 実際、日曜劇場にしては苦戦しているようですね。知りませんけど。

 可愛いとイケメンは正義でやっている僕のアンテナに、どうにも引っ掛からなかったのが『テッパチ』です。
 もともと学園スポーツものすら敬遠しがちなのに、自衛隊って体育会系の頂点なんですもの。それに町田啓太は嫌いじゃないけれど、あのメンツで主演を張れるのかと思ったら……やっぱりコケたようです。
 イケメンの無駄遣いといえば『新信長公記』もそうですが、あちらは飄々とした永瀬廉と久しぶりに本気でふざける三浦翔平が拝めただけで幸せなんだから紙一重ですよね。

 いまだに見ておけば良かったかとちょっと思うのが『ユニコーンに乗って』です。というか、林輝幸が出演したと知って3話の該当シーンだけ見ました。クイズマップって何さ(笑)
 どうやら僕は、永野芽郁が好きになれないようです。女優さんを「好きじゃない」という時は、顔と名前を覚えた際の役が好きになれなかったパターンが多いのですが……彼女の場合は『僕たちがやりました』でしょうか。『3年A組』の時には既に苦手意識があった気がします。
 今のドラマに話を戻すと、脚本はもう一つだが西島秀俊のおかげで視聴率を保っていると噂なので、それなら見ても良かったかなと。役者で持っている内は突っ込みながらも楽しく見られることが僕には多いので。

 そろそろ離脱するかもしれないのが『純愛ディソナンス』です。
 主演が中島裕翔で教師と生徒の恋ならばもっと突っ込みながら見ることになると思っていたのに、意外としっかりしているというか、ちょっと真面目すぎたというか……ネット上でも「しんどい」という評価がちらほら見受けられるようですね。
 予想外にサスペンスだから好きな人は好きなんでしょうが、僕的には「雪女と蟹を食う」の方が設定の突飛さと重岡大毅の存在でシリアスが緩和されるため好みです。

 ところで、鬼のように届くネットニュースの中で(たまたまかもしれませんが)ゴールデン帯なのにほとんど評価が出てこないドラマが『魔法のリノベ』です。
 月9に大物俳優を根こそぎ持っていかれた感のある中、間宮祥太朗と波瑠が堅実な演技を見せ、クセが強く万人受けはしなそうな演出があるものの期待通りの面白さ。結果「意外と良かったドラマ」にも「期待外れなドラマ」にも入ってこないようなのです。
 気になってちょっとだけ検索してみると、間宮くんの「最強ヤンキー生徒会長」から「バツ2子持ちのヘタレ営業マン」への転身を褒め称える記事が出てきました。春ドラマで一番良かったのは『ナンバMG5』だと、僕が以前書いたのは個人的な好みと思っていたのですが、意外と世間からも高評価だったようです。
(そして同じ枠の『テッパチ』がコケたことが余計に痛々しく見えるらしい)


 見てないドラマの話のはずが、最終的に今期二強と思っている内の一本『魔法のリノベ』の話になってしまいました(ちなみにもう一本は『石子と羽男』です)。いっそもっと引っ張ってもう一本記事を書いてしまいましょうか。
 もうすぐ僕も夏休みだし、そろそろまた映画や小説に触れた記事も書きたいなどと考えています。

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